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ポイントをおさえた工程表の書き方|工程表の種類も詳しく解説!

2022.01.21

コラム

いろんな工程がありすぎて、工程表の作成は、建築現場ではたびたび次のような問題があります。

  • どれを使用すればいいのかわからない
  • 昔から使用している工程表が見づらいけれど
  • 更新して使用するのも面倒くさい

新築やリフォームにかかわらず 、工程表は住宅工事のスケジュール管理を行ううえ で欠かせないものです。

しかし、大事なポイントを押さえられず、残念な結果になっている工程表も多いのではないでしょうか?

ここでは、なぜ工程表が見づらくなってしまうのか、どうすれば誰でも分かる工程表を書くことができるのかを解説し、工程表の書き方、工程表の種類をお伝えします。

 

 

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工程表が分かりづらい・見づらい理由

工程表とは工事全体の工期から、進捗状況・作業工程の期間を示した表です。

また各作業の人員配置や、作業時間の把握もできるので、工事が工程通りに進んでいるか、予定通りに仕上がっているかを確認することができます。

しかし、中には見づらい工程表のために、進捗状況が共有できず工期の遅れに繋がることもあります。

こうした工程の遅れや工程表の不備は、施主の不安感を募らせ、様々なクレームを誘発することにもつながります。

現場の進捗状況を把握するための工程表で、現場が把握できなければ意味がありません。

では、どうして見づらい工程表になってしまうのでしょうか?

 

>>関連記事:リフォーム工事で工程表を活用するなら?バーチャートとガントチャートの違いとは?

見づらい工程表はこう変える

見づらい工程表①:色を使用し過ぎて内容がわからない

こうやって解決する!

工程ごとの色分け、工事ごとの色分けなどで色を多様に使用すると、工程表の中に色があふれてしまい見づらくなります。

そのためパッと見たときに内容がわかる色分けが必要です。

重要な部分の色は揃える、工程表を更新するときには終了した工程はグレーアウト(グレーに塗る)にするなど、工程に応じて色を統一する、使用する色数を抑えることで見やすいデザインになります

見づらい工程表②:専門用語ばかり並んでいる

こうやって解決する!

工程表で大事なことは、誰が見ても理解できることです。

業界の専門用語ばかり並んだ工程表は、同じ業界の人でなければ理解することが難しくなってしまいます。

かといって、工程ごとの説明ばかりが長くて、文字がたくさん並んでいては見づらくなってしまいます。

施主が見ても分かるように、専門用語は最小限にとどめておき、かつすっきりと見えるレイアウトを意識してみましょう。

見づらい工程表③:無駄なスペースが多い

こうやって解決する!

1行に1つの工事工程のみを表示をしていると、行数が増えて無駄なスペースが増えてしまいます。

1行に複数の工程を表示するとすっきりとした工程表になります。

書く手順を考えてより見やすい工程表にする

また、こうした工程表のビジュアル面だけでなく、見やすい工程表の決め手は「工程表を書く手順」にもあります。

いきなりすべての工程を書き出すのではなく、ステップに沿った工程表を書くことで工程 を把握しやすくなり、より整理された工程表を書くことができます。

見やすい工程表へのステップ①:施工手順を決める

手順は、作業単位別に資材や機械設備などがどのタイミングで必要となるかを確認して設定します。

見やすい工程表へのステップ②:各工事の期間を決める

施工手順が決まれば、各工事にかかる施工期間を設定します。

天候により工事期間がずれる場合もあるので短すぎる工事期間や、長すぎて納期に遅れる ような工事期間の設定にならないよう、適切な工事期間を設けることが重要になります。

見やすい工程表へのステップ③:各工事の配分を調整する

各工事を適切に配分することで、使用する機械のタイミングが集中しすぎないようにしたり、各工事が納期を守れるようにします。

工程表の種類を選ぶ

工程表の種類はいくつかあり、エクセルで作成できるものから、マクロやVBAといったプログラミングを使用するものがあり、SAKSAKやORDERNETなどの工程管理アプリも人気です。

エクセルで作成できる工程表の代表的なものでいえば、「ガンチャート工程表」「バーチャート工程表」があります。

ガントチャート工程表の特徴

「ガンチャート工程表」の特徴はエクセルで作れて、かつ作り方が簡単なことです。

縦軸に作業名、横軸に進捗率を記載します。

また、作業の進行に合わせて工程を書き加えていくことができ、直感的に工事の進捗状況が分かる工程表といえるでしょう。

またエクセルの場合、マクロ機能や関数を使用すれば、進捗に合わせて工程表の修正も簡単にできるようになります。

ただし、タスク(作業)間の関連性が見えづらくなるため注意が必要です。

(出展:Bizroute

バーチャート工程表の特徴

同じように簡単に作成できる 工程表の「バーチャート工程表」は、縦軸に作業項目、横軸に各作業項目を行う日付を記載します。

「ガンチャート工程表」と同じく作業の進行に合わせて工程を書き加えていくことができます

また、横軸に日付の記載があるので工程のスケジュール管理がしやすくなります。

ただし、「ガンチャート工程表」同様にタスク(作業)間の関連性には注意が必要です。

(出展:Vector

 

>>関連記事:リフォーム工事で工程表を活用するなら?バーチャートとガントチャートの違いとは?

プログラミングを使用する工程表

一方、プログラミングを使用する工程表には「曲線式工程表」「ネットワーク式工程表」があります。

曲線式工程表の特徴

「曲線式工程表」には、次の2種類があります。

  • 各工程の出来高や期日を管理することができる「グラフ式工程表(斜線式工程表)」
  • 施工速度によって工事の進捗予測をたてることができる「出来高累計曲線」

「グラフ式工程表(斜線式工程表)」はバーチャート工程表とガンチャート工程表の特徴を合わせ持っており、進捗状況と期限が一つの表で表せます。

「出来高累計曲線」は現場で見かけることが多い工程表の一つで、バナナ曲線やSカーブ曲線とも呼ばれており、作業全体の進捗状況を把握することに適しています。

工事開始直後の曲線は緩やかで、工事日数が進むにつれ曲線があがり、完成間近になるとまた曲線が緩やかになりS字曲線を描きます。

そのため、工程表の曲線をみれば工事の進捗状況を一目で把握することができるのです。

(出展:土木LIBRARY

ネットワーク工程表の特徴

「ネットワーク式工程表」は丸印「○」と矢印「→」を使用して工程期間を表します。

矢印の上に作業名、下に作業日数を記載することで、作業に必要な日数・タスク間の関連性、工程の流れを把握することができます。

(出展:note[2級建築士学科独学支援]

工程表はシステムもアプリも活用できる。

「曲線式工程表」も「ネットワーク式工程表」も作業の進捗度合が分かることが特徴ですがプログラミングの知識が必要となるため、すでにプログラミングが組み込まれたテンプレートを使用する方 が良いでしょう。

施工管理アプリはクラウド上でデータ管理を行うため、スマホやタブレットを使用してその場で写真の取り込みやアップロードが可能で、「いつでもどこでも」「関係者全員」がリアルタイムで情報の共有をすることができます。

施工管理システムで作業効率UP

現場で作業することができて現場の状況も確認できるので、職人や監督・業者のデスクワークを減らすことができます。

また、関係者全員が同じ情報を共有することで伝達漏れや認識のズレを防ぐことができます。

ただし、無料で使用できる範囲が限られている場合や、有料アプリであることが多いので費用対効果を考えて取り入れる必要があります。

工程表は期間別に作成することも可能

工程表は週間・月間・年間と期間別に作成することもできます。

1週間単位の工程表であれば、より具体的な作業内容を含む工程表となります。

ただし、期間別に作成した工程表はあくまでも現場で働く人向けの工程表です。

工事の進捗状況に合わせて施主からの支払いが必要となる場合もあり、施主に渡す工事の進捗状況が把握できるものが必要となります。

最後に

工程表は作る工程や、使う形式、アプリなど様々です。

どのような工程表を作るのか、どのように活用するのかなど、自身に合う基本となるフォーマットを決めポイントを押さえた工程表を作り、工事の効率化を図りましょう。

 

 

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