Column コラム

AI・IoTが住宅業界に与える影響とは?

2023.05.31

コラム

日に日に進化を続けているAIやIoTといった最新テクノロジーですが、住宅業界にどんな影響を与えているか気になることと思います。

住宅業界ではスマートハウスと呼ばれるAIやIoTを導入した次世代住宅が話題です。

今回はそんなITやIoTについてと、その最新技術も用いたスマートハウスとはどんなものかを、詳しく解説していきます。

これから増えることが予想されるスマートハウスのことをしっかり理解していきましょう。

AIとIoTの違いとは?

最近よく耳にする機会が増えた「AI」や「IoT」ですがその違いを正しく理解できている方は少ないことと思います。

住宅業界でも、家の機能の一つとして「IoT」の活用や、業務を行っていくうえで「AI」の活用が進んでいます。

そんな「AI」と「IoT」について詳しく解説していきます。

AIとは

AIとは、日本語に訳すと「人工知能」という意味です。

人間の経験に基づき、考えて判断を行う作業をコンピューターに行うようにさせます。

そうすることで、言語を理解したり、論理的な推測を行ったり、経験に基づいて学習できるプログラムを「AI」と呼ぶことが多いです。

しかし、入力されていないデータについては、学習したり、思考を行ったりといった、独自の判断を行うことはありません。

「AI」は認識や解釈がさまざまであるため、「AI」自体に明確な定義があるわけではありません。

「AI」の今後の可能性が非常に期待されている状況といえます。

IoTとは

IoTは「Internet of Things」を略した用語で、日本語に訳すと「モノのインターネット」となります。

どういうことかというと、「モノ」がインターネット上でつながることで、その「モノ」の情報を取得できます。

そして、その情報を活用することで、最適な機能などの選択が行えるようなることをいいます。

具体的には、家電製品を使用する場合に、インターネットにつながっていることから、天候や季節などの情報を取得できます。

その取得した情報をもとに、最適な使用方法を提案してもらうことができます。

アプリなどを利用した遠隔操作も「IoT」の機能のひとつです。

住宅業界におけるAI化、IoT化について

世界中で注目されているAIやIoTの技術ですが、住宅業界においては「IoT住宅」が今後の住宅のトレンドとなる可能性を秘めています。

IoT住宅にAI機能搭載の家電を設置し、展示場にて提案を行う会社も出てきています。

そんな高い機能をもつようになった住宅は「スマートハウス」と呼ばれ今後、増えていくことが予想されます。

ここからはそんな最先端技術を搭載した「スマートハウス」について詳しく解説していきます。

AI、IoTを活用した最先端の「スマートハウス」をしっかり理解していきましょう。

AI、IoTを活用したスマートハウスとは

スマートハウスとはAIやIoTなどの最新のテクノロジーを取り入れた次世代の住宅です。

スマートハウスで特に重要になってくるのが、

  • 太陽光発電システム
  • 家庭用蓄電池
  • HEMS(ヘムス)

3点がスマートハウスで重要な設備です。

まず太陽光発電システムによって、太陽の光を利用して電力をつくります。

この太陽光でつくった電力を家庭用蓄電池で、蓄えることにより電力自給自足で使用することが可能になります。

太陽光発電は環境にも優しく、余った電力は電力会社へ売電することができ、エネルギーコスト削減にもつながります。

そんな自家発電でつくった電力の見える化を行えるのがHEMSです。

1日や1か月の電気の使用量を把握できるため、節電やエコに対する意識が高まります。

そんなスマートハウスの特徴的な機能についてここから解説していきます。

音声認識機能

スマホなどで利用される機会が多い音声認識機能は、すでに世間に浸透してきています。

スマートハウスでも、この音声認識機能を有効に利用することでさまざまな働きが可能になっています。

IoTデバイスの制御は専用アプリなどを使用することで、エアコンや照明器具のスイッチのオン・オフや調整、玄関の施錠、開錠といった機能を稼働させることが可能になります。

遠隔操作も可能なので、外出先から帰宅前にエアコンをオンにしたり、外出時の切り忘れがあった場合も遠隔でオフにすることも可能です。

特に高いIT技術をもった3大ブランドの

  • Amazon
  • Google
  • Apple

のスマートデバイスはパフォーマンスの高いものとなっていますので、導入の際にはぜひおすすめです。

エネルギーを効率良く使える

スマートハウスの代表的な設備のHEMSのシステムを利用することで、エネルギーを効率よく使用することが可能です。

現在、電力不足が社会問題となっており、電気代の値上がりも続いています。

その中でHEMSによって電力使用量を随時確認が行え、電力の使いすぎを防ぐことが可能となるので、時代に合った機能といえます。

さらに電力の使用状況をHEMSシステムが把握することで、生活スタイルに合わせたエアコンの自動制御を行うようになります。

スマートハウスは無駄のない電力供給が実現します。

行動分析機能

IoTに対応した家電や電気設備については、その使用状況をシステムが住人の行動分析を行う機能があります。

行動分析を行うことで、起床時の窓やカーテンを自動開閉したり、照明器具のオンオフやエアコンの調整などを自動で行ってくれます。

その他にも冷蔵庫の在庫管理からレシピの提案など、幅広い機能をもっています。

現在、実現できている機能だけでも便利な生活を可能にしていますが、今後もできることが増えてくることが予想されます。

防犯対策に有効

スマートハウスのIT、IoT化によって、家の防犯性能を高めることも可能です。

玄関ドアの施錠を遠隔で行うこと以外にも、夜間の不在時にあらかじめ家の照明を点灯させることで、在宅中を装うことができます。

その他にも、ホームセキュリティとして、カメラやセンサーを設置することで、さらに防犯対策を行うことが可能です。

ペットなどの見守りなどにも利用できるので、ホームセキュリティの導入もスマートハウスで検討してみましょう。

スマートハウスのデメリットは

日常生活を快適にして、環境に優しく、節約効果も高いスマートハウス。

そんなメリットだらけに感じますが、デメリットも存在しています。

  • 初期費用やメンテナンス費が高額
  • 太陽光の電力量が不明確

上記のようなデメリットがあります。

そんなデメリットの部分を詳しく解説していきます。

初期費用やメンテナンス費が高額

スマートハウスで導入され代表的な設備の

  • 太陽光発電
  • 蓄電池
  • HEMS

上記は導入の際に高額な費用が発生してしまいます。

最新の技術が搭載されている上記の設備は、設備本体が高額になり、設置工事費もかかってくるため高額になります。

太陽光のパネルの枚数であったり、蓄電池の容量などで金額の変動はあります。

これらの設備は精密機械になるため、故障時の修理費用などのメンテナンス費も高額になりやすいです。

このように、スマートハウスの導入や維持管理については、高額な導入費用が発生することはよく理解してから導入を進めていきましょう。

太陽光発電の電力量の不明確さ

太陽光発電は、太陽光を利用することによって電力を作り出します。

そのため天候や立地によって発電量が変動します。

雨や曇りの日では太陽が出ることが少ないため、発電量は減少します。

環境に優しい自然エネルギーを利用した発電システムとなるため、その不明確さはデメリットになるといえます。

そんなデメリットがあっても、太陽光発電システムは、環境問題に有効な発電方法なので、デメリット以上のメリットがあることも理解して設置を進めていきましょう。

まとめ

今回は、ITやIoTの違いや特徴から、スマートハウスのメリットやデメリットについて解説していきました。

スマートハウスはこれから増えることが予想されていますので、導入にあたってのメリット、デメリットを理解していき、スマートハウス導入への遅れを取らないように、準備を進めていきましょう。

 

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