リフォーム業の顧客ニーズの変化に対応するためにすべき集客方法
2024.04.24
- 「コロナ後にリフォームでの顧客ニーズがどんな風に変化している?」
- 「顧客ニーズの変化にどのように対応したら良い?」
そんな疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、リフォームにおける顧客ニーズの変化に対応するためのすべき集客方法について解説しています。
withコロナ時代の到来によって変化した顧客ニーズや、リフォーム業界での問題点、今後の市場の展開予想についても解説していますので、早速ご覧ください。
withコロナ時代の到来でリフォームでの顧客ニーズにも変化が
世界的に流行した新型コロナウイルスにより、私たちの生活は大きく変わりました。
在宅時間が増えたことにより、住空間への関心が高まり、リフォームでの顧客ニーズも大きく変化しています。
リフォーム業界では顧客ニーズの変化に対応するためにも、どのように変化したのかを把握し、集客方法も変えていかなければなりません。
まずは、どのように顧客ニーズが変化したのかを見ていきましょう。
リフォームの顧客ニーズの変化①:在宅時間が増えたことでリフォーム需要が高まる
コロナ禍によって多くの人々が在宅勤務やオンラインでの学習をしなくてはならなくなりました。
そのため、自宅での過ごしやすさ・機能性をより高めるためにリフォームを検討する人が増加しました。
例えば、テレワークやオンライン授業に対応するために書斎スペースを作りたいというニーズが増えています。
他にも、よりネット環境を快適にしたい、家族の声がリモート会議などで聞こえないように防音性の高い部屋にしたいなど、様々なニーズが生まれています。
リフォームの顧客ニーズの変化②:コロナの影響で衛生面への関心も高まる
コロナウイルスの流行により、人々の衛生意識もより高まりました。
玄関に手洗いスペースを新設したり、タッチレス水栓を導入するなど、水回り設備の改修工事が積極的に行われています。
また、コロナウイルスは空気感染するため、適切な換気によってウイルス感染を予防するため、換気設備の改善や導入の需要も高まっています。
リフォームの顧客ニーズの変化③:リモートによる商談が増える
商談での接触機会を減らすため、リモートによるオンライン商談が増えています。
自宅から感染の心配をせずに商談をしたり、見積もり依頼したりすることができるため、コロナ禍が終わった今でも積極的にリモートによる商談は行われています。
このニーズに応えるために、リフォーム業界ではホームページを改善したり、SNSを積極的に活用したりなど、オンラインでの情報発信をさらに強めなければなりません。
withコロナ時代で顧客ニーズに応えるための集客方法
コロナ禍が過ぎて、withコロナ時代に突入しましたが、先に述べたような新しい顧客ニーズに答えるためにも、これまでとは異なる新しい集客方法にも力を入れなければなりません。
withコロナ時代で顧客ニーズに応えるための集客方法を見ていきましょう。
顧客ニーズに応える集客方法①:リモートでの営業活動
リフォーム業においてもホームページやブログ、SNSやYoutubeチャンネルなどのオンラインを駆使した営業活動に力を入れることが重要です。
自社の強みや業務内容などをうまく顧客に伝えられることができれば、自然と集客にも繋がっていきます。
また、リモートイベントも積極的に開催するのもおすすめです。
従来の来店によるイベントは、共働きや育児などが多忙でなかなか参加できない顧客も多くいました。
しかし、リモートであれば気軽に参加できるのでより集客獲得のチャンスにもつながりやすくなります。
顧客ニーズに応える集客方法②:見込み客との親密な人間関係を築く
リモートでの問い合わせをいただいた見込み客と親密な人間関係を築くためにも、事前にメールでコミュニケーションを取るなどの対策が必要です。
前もってメールでコミュニケーションを取ることで、顧客も親しみをもってもらえるようになり、集客につながる可能性も高くなります。
顧客ニーズに応える集客方法③:コミュニケーションスキルの向上
リフォーム業の集客にはコミュニケーションスキルの向上も重要なことです。
例えば、リモートでの現場見学をするなら撮影機材を利用して物件を周りながらポイントを説明することになるため、リモートで見ている人にもわかるように伝えなければなりません。
話し方や表情、伝え方を工夫しなければリモート先の顧客に魅力を伝えるのは難しいことです。
リモートで顧客にどのように魅力を伝えれば良いのか、社員同士でロープレをしながらコツを掴んでいくのも良いでしょう。
顧客ニーズに応える集客方法④:高品質なサービスの提供
顧客満足度を上げるためにも、高品質なサービスの提供をしなければなりません。
高い施工技術や充実したアフターサービスだけでなく、以下のような点にも配慮が必要です。
- 清潔な服装
- 丁寧で細かいヒアリング
- 素早く対応してくれる
- 工事の際に、近隣の方に事前の挨拶をしてくれる
顧客は上記のような点も非常によく観察しています。
安心してリフォームを任せられると感じてもらうためにも、上記のポイントも徹底するように社員教育をするのも重要です。
顧客ニーズに応える集客方法⑤:フォローアップを定期的に行う
OB顧客に対して、定期的なフォローアップをするのも効果的です。
住み始めてから数年経過すると他の部分のリフォームを検討する人も出てきます。
定期点検のハガキを送ったり、電話などでその後の状況を確認するなど、定期的に連絡を取ることで顧客も気軽に相談しやすくなります。
丁寧な対応をすることで、新たにリフォームの紹介をしてもらえる可能性も出てくるでしょう。
リフォーム業界での問題点
リフォーム業界での需要は増えつつありますが、その反面深刻な問題点があります。
2つの問題点について見ていきましょう。
リフォーム業の問題点①:人材不足の深刻化
まずは、深刻な人材不足です。
人材不足の問題は、ここ数年のことではなく何年にも渡って問題視されています。
仕事はたくさん問い合わせが来るのに、職人がいなくて対応ができないといったことが増えているのです。
リフォーム業界では「きつい、汚い、危険」のイメージが強いことから、若者からも就職先として人気があるというわけでもありません。
人手不足を解消するためにも、残業を減らすなどの働き方改革をする必要があります。
リフォーム業の問題点②:後継者不足による廃業
次に後継者不足です。
建設業界は、バブル期の30年ほどまでに設立した会社が多く、当時30〜40代で起業した経営者はそろそろ引退を考え始める時期です。
しかし、事業を引き継ぐ後継者が見つからず、結局廃業に追い込まれてしまう会社も少なくありません。廃業が増えればその分業界全体が縮小する恐れもあります。
会社を維持するためにも、後継者探しに力を入れていく必要があります。
リフォーム業界の今後の展開予想
問題点を抱えているリフォーム業界ですが、2030年まで緩やかにリフォーム市場規模が拡大していく見込みです。
今後予想される展開を見ていきましょう。
中古住宅+リノベーションが増える
まず、中古住宅+リノベーションがさらに増えると思われます。
ウッドショックなどが原因で新築住宅の価格が高騰していることから、新築住宅よりも価格を抑えてマイホームを手に入れられる「中古住宅+リノベーション」の市場規模が増えることが予想されます。
空き家問題のビジネス化
続いて、増え続ける空き家をビジネス化する動きも増えてくるでしょう。
空き家を賃貸物件として貸し出したり、移住者を誘致して新しいビジネスを生む仕組みを作ったりといった動きも広がっているところです。
深刻な空き家問題を解決しつつ、集客につながり利益獲得にもつながります。
まとめ
リフォームにおける顧客ニーズの変化について解説しました。
今後もリフォーム業界は緩やかに拡大し、顧客をさらに増やすチャンスも巡ってくるでしょう。
コロナ禍によって生まれた新しいニーズに応えるためにも、顧客がどのようなことを求めているのかをしっかりと把握した上で戦略を練っていくことが求められます。
デキる会社の経営を
カタチにしました
リフォーム統合管理システム「SAKSAK」はできる会社の経営管理をカタチにしたシステムです。SAKSAKを使うことで、次のような悩みを解消いただけます。
- 粗利管理ができていない
- 請求書の確認に時間と手間がかかる
- 会社として顧客管理ができていない
- 見積書作成は営業担当者の負担が大きい
- 入金遅延や未入金・額の相違が多い など
意外と、知られてはいませんがリフォーム業界20年という実績があるシステムです。SAKSAKを使って、利益率が5%アップした会社もあります。また、SAKSAKとともに上場した会社もあります。
次は、SAKSAKがあなたの会社をお手伝いする番です。まずは、どのようなシステムか、ご覧ください。
導入事例集もありますので、こちらもご参考ください。
建築業、リフォーム業向けにすぐに使えるエクセル4種類のテンプレート(御見積書・工事請負契約書・工事台帳・工程表)を無料でプレゼントしております。
- 関連キーワード:
- 経営