基幹システムを活用した建設業の業務効率化について徹底解説
2023.08.03
建設業では紙の図面や報告書を使用するなどアナログな管理をしている会社が多くみられます。
- 基幹システムを導入したいけど具体的な方法が分からない
- どのシステムが合っているのか分からない
- 導入費用はどれくらい必要なのか
このような悩みを抱えている経営者も多いのではないでしょうか。
基幹システムを導入すればあらゆる業務をまとめて管理でき、業務効率化が行えます。
この記事では基幹システムを導入することで、無駄がなく効率的な業務が行える方法について詳しく解説していきます。
目次
建設業における基幹システムとは?
基幹システムとは企業が経営を行う際に、ベースとなる業務をまとめて管理できるシステムのことを指します。
建設業においてのベースとなる業務は以下のものが挙げられます。
- 販売管理
- 顧客管理
- 原価管理
- 請求・入金管理
- 書類・写真管理
このような業務をまとめて管理することにより、無駄な作業がなくなりスムーズに業務を行うことができるようになります。
無駄な作業が減ると従業員への負担も少なくなるのでモチベーションも上がります。
様々なシステムサービスがあるので自社に合うシステム選びが大切です。
業務の効率化
建設業はヒト・モノ・金・情報の管理など非常に多くの業務が存在し、管理しきれていない会社も多いのではないでしょうか。
書類の作成や顧客情報の管理、入手金の管理などを行うには多くの人手が必要です。
システムを導入すれば業務を一括管理することができるので、無駄がなくなり業務の効率化が図れます。
情報の一元化
- 顧客情報
- 仕入れ先情報
- 入出金情報
情報管理は経営に関わる大切な管理項目です。
基幹システムの導入により、これらの情報を一元管理することができます。
情報が整理されれば、それに伴う書類管理もスムーズに行うことができるようになるので会社にとっては一石二鳥です。
写真や現場管理のIT化
建設業における現場管理は実際に現場に足を運び、納まりや仕上がりのチェックを行わなければなりませんでした。
しかし、今ではスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末の発達により、遠隔操作での指示や確認が行えるようになりました。
これらの機器を積極的に導入して現場管理のIT化を推進させることが業務効率化につながり、作業員への負担も減らすことができます。
建設業に基幹システムが必要な理由
慢性的な人手不足である建設業だからこそ業務の一元管理を行い、効率化を図ることが大切です。
効率化が進むことで従業員の負担も減り、時間に余裕が生まれるので良好な職場環境が形成されます。
また、職場環境が良くなれば離職率の減少にもつながるので基幹システムを導入することは会社に多くのメリットをもたらします。
業務効率化が進む
建設業における管理業務は以下のものが挙げられます。
- 顧客管理
- 受発注管理
- 予算、原価管理
- 工程管理
上記以外にも多くの管理業務があり、これらをシステムにより管理することで情報が整理され、業務効率化が図れます。
また、システムで管理したデータは会社で共有することができるのでいつでも情報の修正や共有化ができます。
人材の流出を防げる
建設業は人の入れ替わりが激しく慢性的な人材不足に悩まされています。
少ない人員で多くの業務をこなさなければならず、一人あたりの負担が大きいのが現状です。
基幹システムを導入することにより労働時間の短縮や作業の効率化が進み、従業員への負担を減らすことができるので、結果的に人材の流出を防ぐ効果も得られます。
業界のイメージ向上につながる
建設業は、朝は早く夜は遅くまで働いているイメージがあります。
システム化により労働時間の短縮や、煩雑な作業が効率的に行えるようになれば、作業員の負担も減りスムーズに仕事が行えます。
働きやすい職場環境が整えば業界イメージの向上につながります。
基幹システムを導入するメリット
基幹システムを導入するメリットは以下のことが挙げられます。
- 労働時間が短縮できる
- 人件費の削減につながる
- 情報を共有化できる
- ペーパーレス化
建設業は現場管理から入出金管理、その他の書類管理など非常に多くの管理項目があります。
基幹システムを導入すればこれらの業務を一括管理でき、効率的に仕事ができる環境が整います。
また、これまで紙ベースで保管していた資料を置く場所も無くなり、スペースを有効に利用できるメリットもあります。
労働時間が短縮できる
建設業では現場管理と営業、書類管理まで一人で行っている会社も少なくありません。
人員不足の中、一人で多くの業務をこなしているのためミスも多くなりがちです。
基幹システムを導入することにより無駄な作業が減り、一人当たりの負担を減らすことができます。
そうすることで効率的に仕事が進み、労働時間が短縮できます。
人件費の削減につながる
建設業は現場管理以外にも、各種書類の作成や写真整理、書類作成など多くの業務が発生するのでたくさんの人手を必要とします。
システムの導入により労働時間が短縮できれば、残業代や休日出勤手当も減るので結果的に人件費の削減につながります。
情報を共有化できる
中小規模のリフォーム会社などでは支店や営業所などの情報管理がバラバラだったり、紙ベースだったりすることも多いかと思います。
基幹システムを導入すれば情報を一括管理でき、パソコンやスマホでも全社的に情報を共有化できるメリットがあります。
また、情報もクラウド上に保存することができるので収納場所の問題や情報紛失のリスクも解消できます。
基幹システムを導入するデメリット
基幹システムを導入したいという経営者も多いかと思いますが、導入には相応の費用も必要です。
また、自分の会社に合ったシステムを導入しないとかえって業務がまとまらず逆効果になることも考えられます。
デメリットも考えた上で慎重に検討することが重要です。
システムの導入にコストがかかる
システムの導入には相応のコストがかかります、自分の会社の規模やスタイルに合うシステムの選定が重要です。
高機能なシステムでも自社の規模やスタイルに合っていなければ導入しても役に立ちません。
費用対効果を考えて自社に合ったシステムを慎重に検討しましょう。
慣れるのに時間がかかる
システムを導入すれば業務効率化が進み、会社にとってたくさんのメリットがあります。
反面、システムを使いこなせるようになるまでにはかなり時間がかかるので、定着するまでに長い目で見る必要があります。
まずは基本的な操作方法や知識を身に着け、少しずつ慣らしていくようにしましょう。
ランニングコストが必要
システムは導入したら終わりではなく、保守費用やオプションサービスなどのランニングコストもかかる場合があるのでその点は注意が必要です。
まずは最低限必要な機能だけ導入して、徐々に機能を追加していくようにしましょう。
まとめ
建設業は他業界に比べてIT化やDX化が進んでおらず、昔ながらのやり方で業務を行っている会社が多くあります。
効率的に仕事を進めて行くためにはシステムの導入は必要不可欠です。
導入には相応の費用が必要ですが、長い目で見れば費用以上に会社にもたらすメリットは大きいでしょう。
自社に合うシステムを取り入れて業務効率化を推進していきましょう。
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