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簡単にリフォームの工程表が作成できる無料テンプレート

2021.12.08

コラム

工程表にはたくさんの種類があり、作成方法も様々です、

しかし、一人の担当者が同時に多数の現場を管理することが多い住宅リフォームでは、簡単に作成することができて修正も楽にできる工程表が求められます。

そこで本記事では、リフォーム工事にも活用できる工程表の無料テンプレートを紹介するとともに、工程表通りにリフォーム工事が進まない理由や、工程表の役割についても改めて紹介したいと思います。

予定した工程通りにリフォーム工事が進まない理由

皆様もすでにご存知の通り施工管理で不可欠な四大管理とは、次のことを言います。

  • 工程管理
  • 原価管理
  • 品質管理
  • 安全管理

中でも工程管理は、お客様と約束した工期内で建物を完成させるためのスケジュール管理のことをいい、原価や品質、安全にも大きな影響を与えるため、重要な管理といえます。

また、工程管理が悪ければ顧客からの信頼を失ってしまい、地域における会社の信用も失ってしまうことにもなりかねません。

それくらいの影響力があるのが工程管理といえます。

工期が予定通りに進まない原因

建築現場では工事着工前に工程表を作成し、それをもとに職人の手配や材料の発注などの段取りを行いますが、必ずしも工程表通りに現場が進むとは限りません

建築現場で工期が予定通りに進まない原因には、次のような理由があります。

  • 生産能力の不足(職人不足、作業量の増加など)
  • 稼働率の低下(作業効率の悪化、機械の故障など)
  • 材料不足(発注ミス、欠品、納期遅れなど)

工期が予定通りに進まない具体的な理由

そしてリフォーム工事の現場では、工事着工後に現場で想定外のことが発生し、作業量が増えてしまう可能性が新築の現場よりも高いといえます。

それが原因で工期が遅れてしまうことも決して少なくないでしょう。たとえば次のようなケースがあります。

  • キッチンや浴室等の水回りリフォームで隠ぺい部分の給排水管の劣化が予想以上に進行していたため、配管交換が必要になった
  • 解体後に構造躯体の腐食やシロアリ被害が発見されたため、補修工事が必要になった
  • 着工後に雨漏り跡が発見されたため、雨漏りの原因調査や補修工事が必要になった
  • 床下で給排水管の水漏れが発見されたため、補修工事が必要になった
  • 壁や床の水平、垂直に狂いが生じていたため、修正が必要になった
  • 既存の建物の構造や設備が予定していたものと違っていたため、着工後に設計変更や計画変更が必要になった
  • 建物の強度不足(筋違が入っていない、梁せいが小さいなど)が明らかになったため、構造補強が必要になった

この様な事態が発生して当初設定した工程に変更が生じた場合には、工程表を組み直す必要があります。

その際には単に遅れた分のスケジュールを後ろにずらすだけでは意味がありません。

できるだけ遅れを取り戻すことができる様に、工夫を凝らす必要があります。

リフォームの工程表は簡単に修正できるものが望ましい

リフォームの担当者は他にもお客様を多数抱えていることが多く、非常に多忙であることがほとんどです。

現場でひとつトラブルが発生してしまうとパニックになり、タイムリーに工程表を修正することができないことがあります。

したがってリフォーム工事の工程表は、できるだけ簡単な作業で作成することができ、かつ修正が容易にできるものでなければならないといえます。

リフォーム工事で工程表が及ぼす効果とは?

最も理想的なのは、着工前に作成した工程表通りにトラブルなくスムーズに工事が進むことです。

しかし、リフォームの現場では、どんなに事前に綿密な現地調査を行った上で工程表を作成したとしても、着工後にトラブルが発生してしまうことが時々あります

そして、現場でトラブルが発生したために工程を変更する場合には、必ず工程表も修正しなければなりません

したがって、リフォーム工事の工程表は、修正が簡単にできることが重要であることは前述した通りです。

ここで改めて工程表の目的と役割を整理すると、以下のようになります。

  • ①工期の厳守
  • ➁作業効率の向上
  • ➂トラブル回避
  • ➃コスト削減

工程表の目的と役割➀:工期の厳守

事前に工程表を作成することで現場の進捗状況を確認できるため、作業に遅れが生じた場合にはいち早く発見することができるようになります。

そして、早いタイミングで対策を講じることが可能になり、工期の厳守に繋がります。

工程表の目的と役割➁:作業効率の向上

工程表を活用して最適な人員配置とスケジュール管理を行うことで、作業の無駄を省き、余った人員を別の作業に回すなどといった工夫をして作業効率を向上させることができます。

工程表の目的と役割➂:トラブル回避

工程表を活用して現場を管理することで、作業の遅れや伝達ミス(職人の手配忘れ)・材料の発注ミスなどの業務ミス防止に繋がり、現場でのトラブルを回避することができます。

工程表の目的と役割➃:コスト削減

工程表を作成することで現場での作業効率が向上し、かつトラブルを回避することができればコスト削減にもつながります。

リフォームでも工程表は必須

以上のように工程表を作成することは単に工程管理の面だけでなく、原価管理や品質管理、安全管理にまで良い影響を及ぼすようになるといえます。

したがってリフォーム工事においても、工程表は新築工事と同様に欠かすことができないものです。

おすすめ無料工程表テンプレート一覧サイト

1人の担当者が複数の現場を同時に管理することが多いリフォーム工事の工程表は、次のことが求められています。

  • できるだけ手間をかけずに簡単に作成できる
  • 作成後の修正が容易にできる
  • 工事関係者全員に共有できる

現在インターネット上には、無料でダウンロードできる工程表のテンプレートがたくさんあります。

こうしたオンライン上に配布されている工程表のテンプレートをダウンロードして使うことで、フォーマットをゼロから作成する手間を省くことができます。

そして、中には、様々な工程表・工程管理表の書式、雛形、テンプレートを集めて一覧表にし、無料(一部有料)でダウンロードできるサイトがあります。

おすすめの「工程表・工程管理表」テンプレート

ビズオーシャン「工程表・工程管理表」の書式テンプレート

www.bizocean.jp/doc/category/284/

エクセルまたはワード形式で作られており、ダウンロード後にはすぐに使用することが可能です。

自社に合った使い方をしよう

この中から自社の業務内容にマッチするものを選んで使用するのも良いと思いますし、これを参考に自社の工程表のフォーマットを新たに作成してみても良いでしょう。

また作成した工程表は、Dropboxなどのクラウドストレージを活用することによって、ここに保存されたファイルは複数人数で共有できるようになります。

まとめ

工程表は独自の工程管理システムを使って作成するリフォーム会社が増えていますが、少人数の会社やまだ現場の数が少ない会社であれば、オンライン上に配布されている工程表のテンプレートをダウンロードして使用する方法があります。

有料の工程管理システムとほとんど変わらない機能を備えた無料のテンプレートもあるので、一度チェックしてみると良いでしょう。

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