リフォーム起業して失敗した人の事例と成功するためのコツ
2023.09.04
- 「リフォームで起業したいが失敗しないためには、どうしたら良いの?」
- 「リフォームで起業して失敗した人の事例や成功するためのコツはあるの?」
という悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
今回は、リフォームで起業をして失敗した人の特徴や失敗しないためにすべきコツ、失敗した人の事例などを紹介します。
では早速見ていきましょう。
目次
リフォーム起業で失敗した人の事例
リフォーム起業したにもかかわらず失敗してしまった人の事例を紹介します。
失敗例①集客ができず仕事がこなかった
集客ができずに失敗するケースは、よくある失敗例です。
起業直後はこれまで勤めていた会社からの付き合いや紹介で仕事を受けられることが多いです。
しかし、それも徐々に紹介が減っていき、その後集客ができずに仕事がこなくなって経営を続けられないということはよくあります。
失敗例②集客のタイミングを誤る
起業する多くの人は、起業してから集客を始めます。
しかし、実際は集客に使うメディアによって集客のタイミングは異なります。
ホームページなどは開業前にはオープンさせておく方が効果的です。
また、継続的にコンテンツを更新したりチラシを定期的に配るなども集客には必要です。
起業に失敗する人は、ホームページを前もってオープンしていなかったり、起業してから集客を始めたりなどタイミングを見誤っていることにあります。
失敗例③経営者としての才覚がなく経営を続けられなくなった
たとえリフォーム業としての経験があっても、経営者としての才覚がなければ会社を続けるのは難しいことです。
起業すること自体はさほど難しいことではありません。
難しいのは起業した会社をどのように続けていき、会社を成長させていくかということです。
リフォーム業経験者だからといって、起業すれば必ずしも成功できるわけではないことは頭に入れておきましょう。
リフォーム起業で失敗する経営者の特徴
リフォームだけでなく、起業をしたのにも関わらず失敗してしまう経営者は一定数います。
失敗してしまった経営者には5つの特徴があります。
その特徴についてそれぞれ見ていきましょう。
集客がうまくいかない
集客ができなければ、経営はうまくいきません。
しかし、集客に必要な広告費などをケチってうまく会社をアピールできずに集客に失敗してしまうことがあります。
お金の流れを把握できていない
2つ目の特徴は、お金の流れを把握できていないことです。
会社で使っているお金がどのように使われているのか、収支を把握することが経営者には求められます。
それが把握できていないまま経営を続けると、いつの間にか赤字を抱えてしまい、経営を続けられなくなってしまうこともあります。
社員の動きを把握できていない
集客やお金の流れを作り出している一つの要素に社員の動きがあります。
目にみえる表面的な動きだけでなく、社員のモチベーションなど心の動きも把握する必要があります。
社員のやる気がなかったり、めんどくさいという気持ちがあると、無駄な動きが生まれ経費につながる可能性もあるからです。
世の中の流れを予測できていない
コロナによる緊急事態宣言やウッドショックによる材料の仕入れができないといった事態が起きると、経営にも大きな影響が出ます。
このような事態にも冷静に対応できるように常に世の中の流れを把握して、未来を予測する力を養っていくことも経営者には必要です。
経営者の思いを伝えきれていない
経営者がどんな思いで経営をしているのかを社員や協力業者などに日頃から伝えていくことは、会社を長続きさせるためにも重要なことです。
日頃から思いを伝えていないと、イレギュラーな事態が発生した時に社員や業者をまとめられずピンチを脱出できない可能性もあります。
常日頃から、どんな思いがあるのか「経営理念」を表すことがとても大切です。
リフォーム起業で失敗しないためにすべきコツ
リフォーム起業をして失敗しないためにすべき4つのコツを紹介します。
広告費はケチらない
リフォーム業界はニーズがなくなりませんが、いつ顧客が捕まえられるかは把握が難しいです。
リフォームが突然必要になった時に自分の会社を候補として入れてもらえるようにするためには、自分の会社の認知度を上げる必要があります。
認知度を上げるためにも、広告費はケチらずにしっかりとお金をかけて、リフォームが必要な顧客に対してアピールしていきましょう。
人の縁を大切にする
リフォーム業界は紹介により仕事をもらえることが多い業界です。
知人や親戚などリフォームを検討している人がいる時に、自分の会社を紹介してもらえるように普段から人との縁を大切にして信頼関係を築くようにしましょう。
資金管理を徹底する
お金の入ってくるタイミングや出ていくタイミングは常に一定ではなくバラバラです。
そのため、お金の流れを把握して管理することは非常に難しいことですが、リフォーム起業を成功するためにも常に資金管理能力を身に付けることを意識するようにしましょう。
今月はいくら入出金があるのかを予測し、実際に実行して実際にどのくらいの入出金があったのかを集計しながら考察していくようにします。
これを繰り返すことで「資金に対しての予実管理能力」を養っていきます。
集客につながる差別化を図る
会社を経営する上で他社との差別化を図り、消費者にPRしていくことは集客の上で重要です。
集客に繋げるための差別化をする場合、大手にはできない自分の会社だからこそできるポイントを差別化ポイントとしましょう。
リフォーム起業で失敗しないために経営者に必要な3つの素養
リフォーム起業だけでなく、会社を経営する上で必要な素養が以下の3つです。
- 失敗やうまくいっていないことにいち早く気づいて対応する
- 経営がうまくいっている時にうまくいかなくなる時の準備をする
- 新しいことにチャレンジしてイレギュラーに対応できるようにする
常に変化や世の中の流れを意識し、新しいことにもチャレンジしていく姿勢があることが、リフォーム起業で失敗しないために必要な素養といえます。
反対に、上記のような3つの素養がないと経営に失敗する可能性があるでしょう。
リフォーム起業で失敗しないためにすべき集客方法
リフォーム起業で失敗しないためにも、集客に力を入れる必要があります。
これからの時代を生き残っていくためにもこれから紹介する集客方法を実践してみましょう。
ホームページ
ホームページを作成することで、起業直後でも多くの人に自社のことや事業内容について認知してもらえます。
ただホームページを作るだけでなく、見やすく魅力的なものにしなければなりません。
経営理念やホームページのデザイン、施工事例やリフォームの内容などを、初めてリフォームについて調べる人にも伝わるように作る必要があります。
また、ホームページで集客を図るなら、自社のホームページが検索エンジンの上位に登場するようにSEO対策もしなければなりません。
SEO対策やホームページ制作は、専門業者にも相談しながら費用をかけて制作していくことをおすすめします。
SNS
SNSを運用して集客するのも効果的です。
インスタグラムやYouTube、X(旧 Twitter)などさまざまなSNSがありますが、これらにはそれぞれ特徴があります。
インスタグラム
画像や動画がメインのSNS
女性が利用することが多い。
リフォームの様子を写真や動画でアピールすることで自社のデザインを広く宣伝可能
YouTube
動画配信ツール
幅広い年齢層が利用
リフォームの経過を動画で流すなど、さまざまな使い方が可能
X(旧 Twitter)
拡散性が非常に高くユーザーとの距離が近い
自社のファンを育成して広範囲に宣伝が可能
ホームページ制作よりも費用はかかりませんが、結果が出るまでにはある程度時間がかかります。
しかし、効果が出ればしっかりと集客に大きな成果をもたらしてくれるので、SNS運用に挑戦してみるのも良いでしょう。
広告
チラシやポスティングなど広告を使った集客や、最近ではインターネットを使ったリスティング広告も効果が期待できるのでおすすめです。
ただ、自社のターゲットに合う種類の広告を選ばなければ高い効果が見込めないため、その点は注意しなければなりません。
例えば、50代以上の年齢層が自社のターゲットならインターネットよりもチラシやポスティングの方が親しみがあり集客しやすいでしょう。
地域を絞って宣伝できるので限られた広告費で見込み客を獲得できます。
ただ、紙媒体は捨てられることが多いので、見る人の目を引くようなものを作らなければなりません。
普段からWebを使用している顧客層を狙うなら、リスティング広告がおすすめです。
リスティング広告はキーワード検索した時にページ上位に登場する広告のことで、検索したユーザーの多くの目に留まります。
リフォームをしたいユーザーにダイレクトにアピールできるので高い効果が期待できます。
ポータルサイト
ポータルサイトに登録することで、ポータルサイトを利用するユーザーからの顧客を獲得できます。
多額の広告費をかけずにインターネット上に広告を出せるので、コスパが良いです。
ただ、ポータルサイトには自社以外にもたくさんのリフォーム会社が登録しており、掲載内容も決まっているため差別化がしにくいというデメリットがあります。
ポータルサイトもたくさんあるため、信用できるサイトを選ぶようにしましょう。
まとめ
リフォーム起業に失敗する人の事例や、失敗しないためのコツや素養などについて解説しました。
これから起業を目指す方は、自社を継続させるためにもこれまで紹介したことを実践してみてはいかがでしょうか。
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