施工管理アプリとは|有効な機能や選び方を徹底解説
2023.03.24
- 「施工管理アプリってなんだろう」
- 「施工管理アプリ導入したいけど選び方がわかんないや……」
こんな悩みありませんか?
この記事では施工管理アプリの導入目的や導入することのメリットを詳しく解説しています。
この記事を参考にぜひ施工管理アプリを導入してみてくださいね。
そもそも施工管理アプリとは
施工管理アプリとは施工管理業務でも情報を一括管理できるアプリのことです。
クラウド上でデータが保存されるので現場にタブレットやスマートフォンを持っていけばいつでも確認できるのが特徴です。
最近の現場ではなくてはならないアプリとなっています。
施工管理アプリの導入目的
施工管理アプリの導入目的は以下の3つです。
- 業務の効率化
- 残業時間の削減
- ムダをなくしてコスト削減
業務の効率化
業務の効率化のために施工管理アプリを導入します。
施工管理アプリを導入することで現場の進捗状況をリアルタイムできます。
それにより改善できる箇所がわかるのですぐに対応できます。
業務の効率化をするために施工管理アプリの導入はかかせません。
残業時間の削減
残業時間の削減を目的として施工管理アプリを導入します。
従来は、日報や施工図を確認するためにわざわざ事務所に戻っていました。
しかし、施工管理アプリがあればタブレットやスマートフォンから日報や施工図の確認ができます。
したがって現場での移動時間が短縮され、結果的に残業時間の削減につながります。
ムダをなくしてコスト削減
ムダをなくしてコスト削減する目的として施工管理アプリを導入します。
施工管理アプリを使えば、1つの工事で必要な材料が簡単わかります。
タブレットやスマートフォンを現場にもっていけばその場で材料の段取りが可能です。
気づいたときに材料段取りをすることで、ムダな材料がわかります。
それによってコスト削減につながります。
施工管理アプリの有効な機能
施工管理アプリの有効な機能は以下の3つです。
- 工程表の作成
- 図面や工事写真の管理
- 作業日報の作成・管理
工程表の作成
施工管理アプリを使えば工程表の作成ができます。
施工管理アプリにもともと入っている工程表のテンプレートを使えば簡単に工程表ができます。
作成して保存したら自動的にクラウド上に保存されるので他の担当者へ共有ができます。
クラウド上の保存なのでデータの紛失がないのが安心です。
図面や工事写真の管理
施工管理アプリは図面や工事写真の管理が可能です。
図面はPDFファイルに変換し、施工管理アプリにアップロードすることでアプリ内で管理ができます。
工事写真はタブレットで撮影して保存をすることで自動的にアプリ内で管理されます。
管理が簡単にできるのは施工管理アプリの特徴です。
作業日報の作成・管理
施工管理アプリは作業日報の作成・管理ができます。
従来の方法だと、作業日報は事務所に戻って記入するのが当たり前でした。
施工管理アプリを使えばタブレットやスマートフォンから入力できるので忘れを防ぐことができます。
すぐに反映されるので常に最新情報で確認ができます。
施工管理アプリのメリット
施工管理アプリのメリットは以下の3つです。
- ペーパーレス化
- データの一括管理
- 情報共有
ペーパーレス化
施工管理アプリを導入することでペーパーレス化が実現可能です。
現場にタブレットやスマートフォンを持っていけば図面を印刷するのが不要となるのでペーパーレス化が実現できます。
紙の図面はA1用紙で印刷することが多く、荷物になります。
また、雨や強風などの悪天候だと現場に図面を運ぶころには図面が破けることが多いです。
タブレット上での図面ならそういったデメリットも対策できるので生産性が上がります。
データの一括管理
施工管理アプリを導入することでデータの一括管理ができます。
従来の方法は1つの項目ごとにファイリングして保存していました。
施工管理アプリなら一括で簡単に保存ができるので業務効率の向上を期待できます。
アプリの使い方がわからない人はチャット機能で質問するとわかりやすく回答が返ってきます。
情報共有
施工管理アプリを活用することで情報の共有ができます。
施工管理アプリ内でアップロードした情報は基本的に可視化できるのがメリットです。
みられたくない情報は鍵機能を使用すれば自分のみ閲覧できるようなります。
情報共有が簡単なので伝え忘れを防ぐことができ、現場が円滑に回ります。
施工管理アプリのデメリット
施工管理アプリのデメリットは以下の3つです。
- 現場のシステムと連携できない場合がある
- 慣れるまでに時間がかかる
- データのセキュリティ
現場のシステムと連携できない場合がある
現場のシステムと連携できない場合があるのは施工管理アプリのデメリットです。
たとえば、◯◯社が提供している施工管理アプリに◯◯社が提供している図面システムを連携させようとしてもできないというイメージです。
連携ができないとそれぞれのツールで使用する必要があるので作業の手間が増えてしまいます。
ですので、事前にアプリと他のシステムは連携できるか確認することが大事になります。
慣れるまでに時間がかかる
慣れるまでに時間がかかるのは施工管理アプリのデメリットです。
図面は印刷からアップロード、作業日報はエクセル入力からアプリ内入力と施工管理アプリを導入すると方法が変わります。
最初は慣れずに時間がかかりますが、週週間もすれば徐々になれていき気づいたら従来の方法より早くなっていますよ。
データのセキュリティ
施工管理アプリには、現場での作業内容や業務上の情報などの重要なデータが含まれる場合があります。
このようなデータが第三者に漏れた場合、工事に影響を与える可能性があります。
施工管理アプリの選び方
施工管理アプリの選び方は以下の4つを意識しましょう。
- 自社の目的にあっているか
- 操作性は簡易かどうか
- サポート体制があるか
- 維持できる料金体制か
施工管理アプリの選び方①:自社の目的にあっているか
自社の目的を明確にし、合っているか検討してから導入しましょう。
施工管理アプリは有効な機能が多く、使いやすいです。
しかし、目的に合っていなければ導入した意味がありません。
ですので、自社の目的を明確にしてから施工管理アプリを導入しましょう。
施工管理アプリの選び方②:操作性は簡易かどうか
操作性が難しく、慣れる自信がなければ他のアプリを検討しましょう。
施工管理アプリによりますが、無料でアプリ操作を試すことができるので、まずは操作性を確認しましょう。
確認して使えそうなら有料版へ切り替えるとよいでしょう。
施工管理アプリの選び方③:サポート体制があるか
サポート体制の有無を確認してから施工管理アプリを導入しましょう。
サポート体制の有無が施工管理アプリ選定で一番重要となってきます。
いくら優秀な施工管理アプリでも使い方がわからなければ、現場で活用できません。
サポート体制があり、丁寧に教えてくれれば施工管理アプリを活用できます。
サポート体制については施工管理アプリ会社のホームページに記載されているので確認しましょう。
施工管理アプリの選び方④:維持できる料金体制か
いくら高機能な施工管理アプリでも維持できなければ意味がありません。
施工管理アプリは利用人数に応じて料金が変動するタイプが多いです。
利用者が多くなる場合は予算内におさまるかどうか確認が必要です。
まずは予算を確認し、見積をもらいましょう。
まとめ
今回は施工管理アプリの有効な機能や選び方を解説しました。
施工管理アプリの導入目的を明確にしてから導入することをおすすめします。
施工管理アプリは有効な機能が多いので生産性が上がります。
この記事を参考にぜひ施工管理アプリを導入してみてくださいね。
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