仕事ができない現場監督の特徴とは?できるようになる方法も解説
2023.06.15
- 「仕事ができない現場監督って思われたくない」
- 「どうやったら仕事を円滑にこなせるのだろう」
このようなお悩みありませんか?
本記事では仕事ができない現場監督の特徴や仕事ができない人がやりがちなことを解説します。
この記事を参考にぜひ現場監督として仕事ができるようになってください。
目次
現場監督の仕事内容
現場監督の仕事内容は以下のとおりです。
- 工程管理
- 品質管理
- 安全管理
- 原価管理
工程管理
工程管理とは納期に間に合うように各工事のスケジュールを管理することを指します。
工程表作成や業者の手配、現場の進捗状況の確認など幅広い仕事なのが特徴です。
職人さんとのコミュニケーションをとり、円滑に現場を進めましょう。
工程管理は現場監督の主な仕事の一つです。
品質管理
品質管理とは質の高い建物を完成させるために必要な管理のことを指します。
納期を守っていても質の低い建物では手直しが発生し、結果的に納期に間に合わなくなります。
そうならないためにも高い品質を保てるように、自主検査を日々おこなうことが重要です。
高品質な建物は施主への信頼にもつながるため、重要な管理の一つです。
安全管理
安全管理とは現場で事故が起きないように対策することです。
質の高い工事で納期に余裕があっても事故が起きては意味がありません。
現場監督は事故が起きそうな状況を予想して、対策することが仕事です。
上下作業や人口密度が高い場所での工事は事故が起きやすいため注意しましょう。
原価管理
原価管理とは工事前に決めた予算で工事完了できるように管理することを指します。
順調に工事が進んでいても予算をオーバーしてたら赤字現場になってしまい、会社が傾きます。
赤字がでないためには、人件費や材料費の見直しを日々おこなうことが重要です。
追加工事はその分金額をもらわないと赤字になる可能性があるので注意しましょう。
原価管理は金額の調整をする大事な仕事の一つです。
仕事ができない現場監督の特徴
仕事ができない現場監督の特徴は以下のとおりです。
- 段取りが悪い
- 学ぶ姿勢がない人
- わかったふりをする
- 言い訳する癖がある
- プライドが無駄に高い
- コミュニケーション能力がない
段取りが悪い
段取りが悪い人は仕事ができません。
段取りが悪いと現場が進まないため、工事が遅れます。
たとえば、次の日の工事がわかっていても材料を用意していない現場監督がいます。
職人さんがいても材料がないと作業できないため、工事が進みません。
その後の工事業者にも影響するためよいことがありません。
段取りが悪いと多くの人に迷惑をかけていまいます。
学ぶ姿勢がない人
学ぶ姿勢がない人は現場監督の仕事ができません。
現場監督は職人さん以上に覚えることがあります。
自分に関係ないと思い、覚える気がないと指示ができません。
現場のことはすべて自分に関係があると思い、行動しないと知識が増えません。
学ぶ姿勢がないと思われるとよいことがありません。
まずは興味を持つことが大切です。
わかったふりをする
仕事ができない現場監督はわかったふりをします。
わからなくてもプライドが邪魔してわからないといえません。
わからないといわないと相手も理解できなかったとわからないため、指摘できません。
わかったふりをしてその場を逃れても後々、問題がでてくるのでその場で聞くのがベストです。
わかったふりは癖になっている可能性があるため、意識しましょう。
言い訳する癖がある
仕事ができない現場監督は言い訳をする癖があります。
原因より先に自分を守ろうとするため言い訳します。
工事現場はさまざまな業者が作業しているため、他の人の影響で工事に支障が出る場合があるでしょう。
支障がでたときに言い訳をするのではなく、原因を探し、修正するのが現場監督の仕事です。
言い訳してもいいことは一つもありません。
プライドが無駄に高い
プライドが無駄に高い人は現場監督の仕事ができません。
プライドが無駄に高い人は以下のような特徴があります。
- わからないことを素直に聞けない
- ミスをしても謝らない
- 上下関係を無駄に保とうとする
- 後輩の提案を受け入れない
建設現場では上記のことが仕事に支障にでるため、プライドが無駄に高い人は向いていません。
コミュニケーション能力がない
コミュニケーション能力がない人は現場監督としての仕事ができません。
現場監督は常に人と打ち合わせをする仕事です。
図面の打ち合わせや作業工程の打ち合わせ、搬入予定調整などさまざまな打ち合わせを一日で何度もします。
コミュニケーション能力がないと打ち合わせができずに現場が進みません。
コミュニケーション能力がないと現場監督の仕事が務まりません。
【現場監督】仕事ができるようになるためにするべきこと
現場監督の仕事ができるようになるためにするべきことは以下のとおりです。
- メモ帳を持ち歩く
- 職人さんに好かれる
- できる人の真似をする
メモ帳を持ち歩く
常にメモ帳を持ち歩いて業務に取り組みましょう。
メモ帳があれば気づきをすぐにメモできるからです。
メモ帳がないと、あとでメモすればいいと思っても人間は忘れてしまいます。
メモ帳を持ち歩き、わからない点や気づきをメモする癖をつければ、知識がつき、仕事ができるようになります。
職人さんに好かれる
職人さんに好かれると仕事ができるようになります。
仕事ができている現場監督の共通点として、職人さんに好かれています。
職人さんに好かれると調整がスムーズにでき、現場全体の雰囲気もよくなるでしょう。
職人さんに好かれることとしては、礼儀正しく、元気に振る舞うことです。
気づいたら仕事ができるようになっています。
できる人の真似をする
できる人の真似をすると、現場監督の仕事ができます。
仕事ができない人はなにも考えずに手を動かす癖があります。
一旦手を止めて、仕事ができる人を観察して、メモを取りましょう。
仕事ができる人は考える時間が多く、手を動かす時間が少ない無駄がない動きをしています。
仕事ができる人がわからない場合は職人さんにどの現場監督がやりやすいか聞きましょう。
できる人の真似をすると、徐々に仕事ができてきます。
【現場監督】仕事ができない人がやりがちなこと
現場監督で仕事ができない人がやりがちなことは以下のとおりです。
- 自分で解決しようとする
- 残業はあたりまえのマインド
- 工事に対して少ない時間で見積もる
自分で解決しようとする
仕事ができない人は自分で問題を解決しようとします。
問題を聞くことに抵抗があり、自分で考えてしまいます。
わかる人に聞けば、5分で解決できるところ、自分で1時間考えても答えがだせません。
素直に人に聞いて答えを理解すれば無駄な時間を使わずに、自分の成長にもつながります。
残業はあたりまえのマインド
仕事ができない人は残業で解決しようとします。
日中は職人さんの相手をして、夜に図面や資料作成すればよいというマインドがあるため仕事ができません。
定時までに業務を終わらせなければ、減給と言う条件があれば必死に仕事をします。
余裕があるからよいと考えで仕事をするとメリハリがつかずにだらだら仕事をしてしまいます。
工事に対して少ない時間で見積もる
仕事ができない人は工事に対して少ない時間で見積もります。
トラブルが起きた場合を想定していないため、少ない時間で見積もりしてしまいます。
建設現場はトラブルの影響で工程がずれるのはあたりまえの世界です。
工程のずれを考慮して工事時間を見積もりすることが大切です。
まとめ
今回は仕事ができない現場監督の特徴と仕事ができるようになる方法を解説しました。
仕事ができない現場監督の共通特徴は「プライドが高い」ということがあります。
建設現場ではプライドがいらないので、捨てることで仕事ができる人になれます。
この記事を参考にぜひ仕事ができる現場監督になってください。
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