リフォーム業で独立して儲かるためには?仕組みづくりや集客方法を解説
2024.03.04
- 「リフォーム業で独立して儲かるためにはどうしたら良いの?」
- 「リフォーム業で儲かる仕組みづくりや集客方法を知りたい」
そんな悩みを抱えている方に向けて、本記事ではリフォーム業で独立して儲かるための仕組みづくりや集客方法について解説しています。
リフォーム業で独立するメリットは何?
まずはリフォーム業で独立することにはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット1:経済的な自立
1つ目は経済的な自立ができる点です。
独立することで能力やスキルに応じて仕事を獲得し、収入が得られます。
会社勤めだと定められた給与形態に縛られますが、自分の実力に応じて仕事を獲得すればいくらでも報酬を得られるチャンスがあります。
メリット2:独立しやすい
2つ目は、リフォーム業が独立しやすい点です。
リフォーム業で開業する場合、特別必要になる資格はありません。
そのため、開業しようと思えばすぐに開業が可能です。
ただ、請け負うリフォーム工事が500万円を超えるような工事を請け負う予定なら、建設業許可の申請をしなければならないのでご注意ください。
メリット3:知識・スキルを活用
3つ目のメリットは、自分の知識・スキルを最大限活用して仕事ができる点です。
自分の得意分野に特化することで、他の競合業者との差別化も図れます。
リフォーム業で独立したらどのくらい儲かる?
独立する上で気になるところといえば、どのくらい儲けることができるのかという点です。
国土交通省によると、独立後の年収は大体560〜840万円と言われています。
一方で、正社員の場合の平均年収は400〜440万円のため、独立することで100万円以上の収入を増やせる可能性があることがわかります。
リフォーム業で独立して儲かるための仕組みづくり
リフォーム業は500万円以上の大きな工事を請け負わない限り、比較的手軽に独立することが可能です。
しかし、その分今後生き残っていくためにも、経営を軌道に乗せるための仕組みづくりをしなければいけません。
ここからは、リフォーム業で独立して儲かるための仕組みづくりについて見ていきましょう。
自社ホームページを制作する
まずは自社のホームページを制作しましょう。
収益を上げるためには集客体制を構築しなければなりません。そのためにもホームページの制作はとても重要です。
ホームページの制作には初期費用がかかりますが、一度制作してしまえばそのままずっと使い続けられます。
ホームページがあれば、インターネットで検索した人によってアクセスしてもらえ、問い合わせにつながる可能性が高まります。
ただ、なんとなく作るだけでなく、自社の強みや特徴などアピールポイントをまとめたり、ブログを更新したりといったブラッシュアップをしなければならないため、その点は少し大変かもしれません。
職人を集める
リフォームは、プランの作成から契約までは1人ですることが可能です。
しかし、実際に工事を行う職人を集めなければ、リフォーム業でお金を稼ぐことはできません。
確かな技術かあり、信頼できる職人を集めることも収益アップのポイントです。
工事品質が高ければ、独立したての会社でも顧客から高い評判を得ることができます。
高い評価を得られれば、その後リピートで仕事がもらえたり、OBからの紹介客をもらえる可能性も高まるでしょう。
良い口コミをインターネットに書き込んでもらえれば、さらに広く自社のことを知ってもらえます。
反対に、工事品質が悪いと顧客に悪い口コミを書かれたり、客単価が下がって価格勝負に巻き込まれる恐れもあります。
良い人材を揃えれば、競合との差別化することもできるので、独立前の人脈や人材募集サイトを利用して腕の立つ職人を集めましょう。
引き受ける仕事の分野を決める
独立してすぐの場合は、どんな仕事でも請け負う必要があります。
しかし、ある程度引き受ける分野は決めるようにした方が良いでしょう。
様々な工事に対応できれば、仕事の間口は広がりますが、総合力では大手の価格やブランド力にはなかなか勝てません。
反対に、大手にはない強みに特化した仕事をすれば、それがアピールにも繋がります。
工事の単価アップを検討
利益を効率よく上げたいなら、一軒ごとの工事単価アップをしましょう。
リフォームパックやセット料金を打ち出して、潜在顧客を掴むのもポイントです。
例えば、トイレの交換を検討している顧客には、水回り4点セットをおすすめするのも良いでしょう。
トイレの交換をするということは、他の水回りも交換時期を迎えている可能性が高いため、お得なプランを用意すれば、顧客も一緒に工事してもらおうかなと考えてもらいやすくなります。
紹介客やリピートをもらえる工夫を考える
顧客から紹介をもらったり、リピートをもらえるような工夫を考えるのも大切です。
リピート率や紹介率を継続できれば、OB客も増えてどんどん集客数を増やすことができます。
例えば、次のようなことは効果的です。
- 紹介した人に特典がもらえるキャンペーンを作くる
- リピート工事を依頼してもらった時に使える割引券を作る
仕事を依頼してくれた顧客に感謝の気持ちを伝える意味でも、仕組みづくりを行いましょう。
スタッフ教育の体制づくり
独立直後は、一人で仕事をする人も多いですが、次第に経営が軌道に乗ればスタッフを徐々に増やしていく人もいます。
一人でできることには限界もあるため、優秀なスタッフ集めはとても大切です。
研修などスタッフ教育の体制作りにも力を入れ、離職率の低い会社を作っていきましょう。
ショールームを作る
自社のショールームがあれば、会社の信頼性や客単価アップにも繋がります。
会社のコンセプトや強みに合わせてショールームを作ることで、来店や問い合わせ率を上げて集客として強い効果が期待できるでしょう。
リフォーム業で独立後にすべき集客方法
リフォーム業で独立後にすべきおすすめの集客方法を解説します。
ホームページ
先にも述べたように、自社のホームページは必ず作るようにしましょう。
リフォーム工事を考えているユーザーは、まずインターネットで情報収集を行います。
最近ではチラシや営業よりも、自分で納得のいく業者を探して契約するというユーザーが多いため、ユーザーの目に止まってもらうためにもお金をかけてホームページ制作を行いましょう。
ブログ
ブログを活用することで、ユーザーの様々な検索結果からホームページへと誘導することができます。
キーワードを意識して定期的にブログをアップすることで、ユーザーの検索結果にヒットする可能性を高めることが可能です。
SNS
インスタグラムやYouTube、XなどのSNSで自社のアピールをするのも効果的です。
リフォームの完成写真をアップしたり、施工中の動画で工事の紹介をしたり、言葉での自社アピールも効果が期待できるでしょう。
Web広告
Web広告は、ホームページと一緒に使いたい集客方法です。
ユーザーがGoogleなどで検索したキーワードを元に表示される「リスティング広告」を取り入れることで、ユーザーをホームページに誘導することができます。
ポータルサイト
ポータルサイトは、「リフォーム評価ナビ」や「ホームプロ」のように、リフォームの専門業者をまとめて検索できるサイトのことです。
登録には料金を支払う必要がありますが、顧客を効率的に集められるというメリットがあります。
ただ、ポータルサイトでは複数のリフォーム会社に同時に見積もり依頼ができるため、競争が激しくなかなか顧客を獲得できないこともあります。
集客の1つの手段として取り入れるようにしましょう。
まとめ
リフォーム業の独立で儲かるためのポイントなどについて解説しました。
リフォーム業は、独立することで自分の得意分野を生かして、仕事を獲得することができます。
うまくいけば、正社員で働いていた時期よりも多くの収入を得られるチャンスもあります。
ただ、そのためには集客をしたり、腕の立つ職人や仕事上でのパートナーを探すなど様々なことを自分でしなければなりません。
リフォーム業として生き残るためにも、これまで解説したことを参考に仕組みづくりを行ってみてくださいね。
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