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株式会社大建建設様【後編】:リフォーム会社がシステムを定着させる肝。それは社員の決意です!「SAKSAK」事例

2022.09.06

コラム

今回は、創業47年、地域密着で地域一番の企業を目指す、新潟の大建建設さまにお邪魔しました。

弊社システム「SAKSAK」は、10年前からご利用いただいています。

今回、現況をお伺いするために、代表の喜多と石橋がインタビューを実施しました。

大建建設【事例】

 

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リーダーに必要な資質は、出来事対して常にベクトルを自身に向けられるかということ

【喜多】
では、人を育てるにはズバリ、何が必要だと思われますか?

【高橋】
ええ。ビジネスモデルってお金出せば買えるんですよ。

でもそれが継続的なものの中で、会社の成長としての必要条件ではあるけど、必要十分条件ではないんです。

これからすごく変化が激しい時代の中で会社を強くしていこうとすると、やっぱり想いの共有とか、理念の共有が必要だと思います。

戦略戦術なんかも、しっかりした理念の共有という担保があって初めて実行できるんじゃないかなって。

【喜多】
そうですね。いくらこっちに進むと分かっていても進む力が小さかったら全然進めないですもんね?

【高橋】
そうなんですよ。だからね。ホント納得なんですよね。納得をどこにもっていくかなんですよ。

いろんな事象の中で会社として改善できることは改善して行くけど、社長がずっと一緒という訳には行かない。

普段若い社員たちと常に一緒にいるのは先輩社員です。そこで、その先輩社員が、何か事が起こったことに対して、どこに納得を持って行くか?ここが重要です。

人間は弱いので納得できないと他者のせいにしてしまう。

一番手っ取り早いのは、会社のせいにしてしまうことです。でもそれを責任者クラスとかリーダークラスがやったら絶対会社は良くならない。

特に、責任者クラスやリーダーには、自分自身に何かできることはなかったかって?自ら納得し、矢印を自分に向けられる人間になって欲しいとは思っています。

リフォーム事業の立ち上げ、「SAKSAK」との出逢い

【喜多】
その様に企業として一体となり、取り組んで行こうとされることによってこの11年間グッと成長されていると思うんですけども、SAKSAK[※リフォーム業向けに特化した顧客~原価管理までトータル管理できる業務管理システム(⇒https://www.saksak-web.jp/)]を導入されて、2005年11月から10年ですけれども、導入前の状況と比べてどうだったか、詳しくお話しお聞かせいただけますか?

【高橋】
この10年の歩みですからね。

ちょうどリフォーム立ち上げの頃からの導入だったので、変化っていうよりもSAKSAKと共にって感じなんです。最初からSAKSAKがある状態だったんで、比較のしようが・・ですね。(笑)

うちはISOもあるんですが、ISO に仕事を合わせるのではなくて、仕事にISO を合わせるように言ってるんです。

あくまでも(システムは)道具ですよね?そういうものを活用しながら品質を上げていく。SAKSAKもしかりで、当然ベースはあります。

でも、今、僕らが行っている現業の中で、SAKSAKをしっかりと合わせられるようにして行くということがようやくできるようになってきたんじゃないかって思います。

だから、今日のような場(SAKSAK相談会)で質問や、こういう風にして行きたいという意見が積極的に出てくるのではないでしょうか?

SAKSAK相談会

相談会の様子

【喜多】
そうですね。今日は皆さん積極的ご参加いただきありがたかったです。

ところで、導入時はどういう情報が背景にあって、導入いただくことになったのでしょうか?

【高橋】
顧客ソフトとか・・単純にそういうところでしたね。導入した頃って、リフォーム「リ」の字も分からなかったので。

【喜多】
まずは顧客管理のソフトから入れなきゃ?

【高橋】
そうそう。で、あのK社長にご紹介いただいて、JACK(⇒http://www.e-jack.net/)で喜多さんをご紹介いただいたんです。

システム定着の肝。それは社員の決意

【喜多】
そうは言っても、安くない買い物じゃないですか?月々もかかるし。最初からデータキットのSAKSAKの導入を決めた、決め手は何でしょうか?

【高橋】
S社様の勉強会に行った時にうちの社員を2人連れていったんです。それで、その二人に説明を聞いてもらって、「やれるか?」って聞いた時に、「やれる!」って言ったんで僕は決めたんですよ。

でも、当時のリーダーの子が「(SAKSAKに)しっかり入力してね!」って・・そういうやり取りは山のようにありましたねぇ。

【喜多】
ええ。

【高橋】
でも、SAKSAKで行くって決めて、運用していく限りはってね。経営者の意志は大きいんじゃないですかね?これを使って行くんだ!っていう。

【喜多】
十年間辞めずにここまできていただいてるってそういうことですよね?

【高橋】
コストかかってるんで。(笑)

顧客・粗利・経理の処理の全てがSAKSAKベースで行われている

【喜多】
実際この十年、色々変化はあったとは思いますけど、現在の活用法とか、導入してからの効果があったら聞かせてください。

【高橋】
普段僕は、SAKSAKは印刷メニューで受注成績一覧とかそういうのしか余り見ないんですけど、今日改めて、あー、SAKSAK良いシステムになったなぁーって思いましたね。(笑)

【喜多】
ありがとうございます。(笑) ちなみに、どういうところか教えていただけますか?

【高橋】
当然システムなんでベースはあるけれども、最大限その会社のやり方に合わせられるようなキャパも今、あるじゃないですか?それ対応できますよ!とか。

【喜多】
こう使って貰わないと困るっていうガチガチなものでなくて、ある程度使い方でカバーできるようになっていますね。

【高橋】
会社は1円たりとも不明なお金は払えないし、やっぱりお金ってものすごく重要度が高い。

それに対して、入金などの管理もしっかりできるし、顧客情報をしっかりと活用すれば、もれなく営業力の底上げになるっていう、顧客管理、粗利管理システムではあるけれども、リフォーム事業全体をカバーできるようなシステムになっているんじゃないかと感じましたね。

【喜多】
今だとこういうシステムって何社か出てきてると思うんですが、それでもSAKSAKを使い続けていただいている理由って何かあるのでしょうか?

【高橋】
継続して初めて見えることってあるじゃないですか?
初めからSAKSAKを使わせていただいていて、他の選択肢を考えたことも無かったですね。今では、顧客と粗利と、経理処理も全てSAKSAKがベースになっています。

【喜多】
経理処理までSAKSAKですか?

【高橋】
もう、全てです!全てSAKSAKですよ。

【石橋】
経理の方のお話をお伺いしているとかなり使ってくださっているのが分かります。

経理さんが(原価入力まで)お使いいただけるのは会社全体できちんと入力ができているということなんですよ。

【高橋】
だから、実行予算が入ってないとか、そういう問題が出る訳ですよ。

【喜多】
そこに問題を見つけられる視点が行くのは、社内全体での意識が高いってことだと思います。

【高橋】
でも、一人ひとりやれるキャパってあるじゃないですか?

その格差をなくす最大限の努力を会社はしなきゃいけないと思うんですよ。それがお話しにも出た、アカウントを増やして、初めから入力できる状態にしておく事が企業サイドで、できることじゃないかと思いますね。

SAKSAKの魅力は、各社に対応できる柔軟性!

【喜多】
今後、SAKSAK以外でもいいんですけど、DATAKITに期待することや改善して欲しい事、また、ご要望などはありますか?

【高橋】
さっきもお話しさせていただきましたが、品質とかサービスの向上って一種手間の向上だと思うんです。手間をかけないと品質もサービスも上がらない。

ただ、二手間かけてたことを、三手間かけて、品質やサービスを上げるのでなく、二のままで、三くらいのレベルに上げるのが効率の向上だから、いかに日々のそういう事務処理的なものを短縮していけるか?

日々の事務処理の核が見積だったりSAKSAKに関わる事なんで、その中で更に、分かりやすさと使いやすさを、そして、柔軟性を高めて貰えたらと思いますね。

特に個人のワークライフバランスを重要視し、生産性が求められる時代なんで。

【喜多】
柔軟性というと具体的にはどのようなものですか?

【高橋】
非常に面倒な話ですけど、各社、一社一社独特のやり方ってありますよね?

そこに合わせる為にSAKSAKで対応できるかというお話をした時に、今回のような、「できますよ!」なんていって貰えるのは非常にありがたいですね。

こうすればというコンサル的なお話ができる機会がもっとあればいいなと思います。

今回も、自分達でできないと思いこんでいた重複作業が、全てSAKSAKで一貫してできるんだということを知りましたしね。

【石橋】
古くからお使いいただいているユーザー様ならではかもしれないですね?

昔の機能のまま使っていただいていて、何となく変わっているんだけれどもどこが変わっているのかが分からないままで、最初の頃の説明しか聞いていただいてないんですもんね?それ、10年前(笑)

【高橋】
ええ。文字情報とかいろんなところでバージョンアップの案内があるのは分かるんですが、バーチャルなんですよね?

やっぱりこうやって直接お話しできるとリアルに腑に落ちる感じで。

【喜多】
リアルに伝えると伝わるものがだいぶ違うし、やっぱり個別にお困りごとを聞きながらご説明させていただくと腑に落ちる部分が大きいですね? 今日は来て良かったです。

【高橋】
助かりました!

急がず一歩一歩成長すること、社員のやりがいが何より大切です

【喜多】
最後に今後の御社の展望・・これから先のビジョンなど聴かせていただきたいのですが?

【高橋】
会社としては、新潟を代表する企業になりたいと思っています。ビジョンを掲げていて、2027年売上50億。県内6店舗、県外4店舗を目標にしています。

今年の1月からは新築事業をスタートさせて、8月から不動産事業も本格的に準備に入っているので、ワンストップで、「やっぱり地域で、住宅、建設と言えば大建さんだよね。」と言っていただけるような企業を目指しています。

でも、一気に成長することは目指してはいないんです。それだとどこかに負荷がかかる。

だから一歩一歩成長する過程で、働いてる社員さんがやりがいや、可能性を感じながら、会社も可能性を感じる相和の中でより大きな地域にとってなくてはならない存在になっていきたいなと思っています。

【喜多】
課題もたくさんあると思うんですが・・?

【高橋】
山積!山積ですよ(笑) 今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

【喜多】
こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

今日は、ありがとうございました!!

 

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