Column コラム

『施工管理とは』あらゆる工事を成功に導く要~業務内容や求められるスキル、種類をわかりやすく解説~

2022.03.23

コラム

「もっと施工管理の技術を上げていきたい!」

「施工管理に必要なスキルって何だろう?改めて考えてみたい!」

施工管理をされている方も、色々な悩みや課題があることは事実です。

この記事では、施工管理のそもそもの業務内容や役割について解説するとともに、施工管理をしていくうえで必要なスキルについて書いていきます。

結論としては、施工管理はあらゆる建築工事の要(かなめ)です。

 

 

施工管理とは?

大型の工事案件の契約を結んでも、条件通りに完了しなくては意味がありません

なぜなら、契約通りの工期、見積もり金額で工事を終えることは、そう簡単にはいかないことが多いからです。

天候の影響で工期が伸びたり、見積もり以上の材料や労務がかかってしまったり・・・

これでは、すぐに粗利が減ってしまいます。

無事に検査を終え、当初の予測に近い粗利を出すことで、はじめて一つの工事契約を取ることができたと言えるでしょう。

その為に重要なキーワードが『施工管理』です。

施工管理の役割

施工管理の主な役割は次の4つです。

  1. 品質管理
  2. 工程管理
  3. 安全管理
  4. 原価管理

施工管理の役割①:品質管理

建築の仕事を請負う上で何よりも大切な品質管理。工期全般を通して、定期的に次のような内容をチェックする仕事です。

  • 施主の希望する品質の施工ができるかどうか?
  • 官公庁の定められた基準をきちんとクリアしているか?
  • 現場で使用する材料の品質が仕様書に沿っているか?
  • 建物強度が基準を満たしているか?

その為に、材料の品質保証書の入手、施工途中や完成後の品質検査等、随時現場に出向いて確認します。

施工管理の役割②:工程管理

工程管理も非常に重要な役割を果たします。

工期に沿って、材料や重機の手配、現場作業員の配置を行います

天候や材料の遅配によるトラブルも随時対応し、スケジュール調整次第では、追加の労務費用も発生します。

慢性的な人手不足のなか、一つの工程がずれることで、現場に入る作業員の効率的な手配が重要な業務の一つです。

施工管理の役割③:安全管理

安全管理とは現場において無事故、ゼロ災害で無事に完成にこぎつけることです。

安全パトロールや作業員への安全教育の実施。

危険箇所の警告や、ヒヤリハット運動などを通して、事故を未然に防ぐことです。

施工管理の役割④:原価管理

原価管理とは当初の見積もり通りの原価で工程を終え、利益を確保することです。

追加の材料発注を極力防ぎ、工期変更の場合、不要な人員手配を避け、余分なコストを抑えます。

施工管理を成功に導くスキルは?

このように様々な業務に携わる施工管理

実務経験を積むだけでなく、どのような能力が求められるのでしょうか?

実際の現場では次のようなスキルが必要とされています。

  1. リーダーシップ
  2. コミュニケーション能力
  3. 危機管理能力
  4. データ収集・利用
  5. 専門知識

施工管理に必要なスキル1:リーダーシップ

建築工事の現場では、年齢や職種も様々な人が作業します。

全ての人に公平な態度で接し、多くの人の意見を聞きながら、リーダとして現場を統率しなくてはなりません

現場では、常に資材搬入や、作業員がそれぞれ工程を担い、役割を果たしています。

それらをまとめ、常に現場全体に声掛けをしていきます

一つの現場をチームの先頭に立ち、リーダーシップを発揮する能力が必要になります

施工管理に必要なスキル2:コミュニケーション能力

工事前から設計・発注・人員手配など、社内外通じ、常に多くの人とやり取りをします

例えば、仕入先に材料現場入れのスケジュールで少々無理なお願いをする場合もあります。

工期が遅れそうになれば、日程調整で作業員の協力を仰ぐこともあります。

また、施主に対する説明責任や近隣の方と良好な関係を保たなければなりません。

自分の意見を的確に伝え、理解を得る『交渉力』が必要です。

施工管理に必要なスキル3:危機管理能力(トラブル対応・スケジュール調整)

建築現場では、トラブルが発生することがよくあります

例えば、事前に土壌調査をしたにもかかわらず、問題が発生し工事の着手が遅れる場合も。

材料搬入を止め、人員配置の変更、待機時間の節約で無駄な費用を減らす対応が必要です。

常に現場で起こり得る様々な出来事に備える『危機管理能力』とその場の瞬時の判断が必要です。

また、モノやヒトの制約など、想定外の出来事にも対応する能力が必要となってきます。

施工管理に必要なスキル4:データ収集・利用

建築業界でも常に新しい技術が活用されています。

常にアンテナを張り、日々更新される情報や技術を収集、利用していかなければなりません。

そうすることで、他社よりも有利な条件で仕事を請負うことも可能になります。

また最新技術を取り入れることで、現場が安全で効率よく進む場合もあります

施工管理に必要なスキル5:専門知識

建築工事には、図面を読み取り積算、実測、地盤調査など専門知識が必須です。

専門知識を駆使し、段取りを踏んで工程通りに完了を目指します。

長年実績を積んだ上司にあたる経験者と一緒に行動しながら学ぶことができれば理想です。

それが叶わないのであれば、現場の職人さんや取引先の担当者など、周囲のアドバイスを得ながら経験・知識を手に入れましょう。

代表的な施工管理の種類

施工管理は、専門知識が必要なため、担当する工事の種類別に主に次の4種類に分けられます。

  1. 建築施工管理
  2. 土木施工管理
  3. 管工事施工管理
  4. 電気工事施工管理

また、もう一つの特徴として、専門分野に応じ「施工管理技士」と呼ばれる国家資格があります。

実務経験を積むことで資格が無くても施工管理業務は行えます。

ただし、国家資格を得ることで周囲からの信頼も高まり、業務を担当する上での自信にもつながることでしょう。

資格には1級と2級があり、携わることができる業務に違いがあります

建築施工管理

建築工事で、現場全体の工程管理や作業の職人手配など全体をまとめる役割が主な仕事です。

様々な調整や細かなフォローが求められるため、リーダーシップやコミュニケーション能力が必要になります。

「建築施工管理技士」の資格が該当します。

土木施工管理

インフラと呼ばれる道路や橋、河川、上下水道など土木工事の現場を管理する仕事です。

建築現場同様に、工程や品質の管理をおこないます。

また、安全に工事が進むよう周辺住民への周知や役所への手続きなども任されます。

「土木施工管理技士」の資格が該当します。

管工事施工管理

建築物の配管工事を担当する仕事です。

主にガス配管・水道配管・空調循環のためのダクトの3種類です。

人々の生活に直結する工事のため、安全管理が第一です。

工程や品質を見極め、事故を防ぐ高い技術力が求められます。

「管工事施工管理技士」の資格が該当します。

電気工事施工管理

建造物の新築や改修に必要な電気工事の計画から工程・品質の管理が主な業務です。

また安全に工事が行われるよう監督業務にもあたります

「電気工事施工管理技士」の資格が該当します。

施工管理技士のできること

施工管理技士になると、専任技術者や主任技術者、管理技術者などの資格者としてみなされます。

建設業許可を得る為には、建設会社は専任技術者を置くことが義務付けられています。

また公共工事を直接請けるためには、「経営事項審査」を受けなければなりません。

その際、施工管理技士は、技術者に関する評点が加点されます。

現場監督との違いは?

施工管理と同じような立場である『現場監督』。

どちらも工程管理や現場の安全管理などを行います。そのため、両者を同じ担当者が務める場合もあります。

施工管理が予算管理など事務作業も多くある点に比べ、あくまでも現場を監督することがメインになります。

まとめ

施工管理は、あらゆる建築工事の要になります。

終わってみたが、ダメ工事だったとならないためにも施工管理の果たす役割は重要です。

施工管理の役割や、必要なスキルを理解することで、安全に一つの現場を終えることにつながります。

周囲の関係者との良好な関係があってこそ務まる業務と言えるのではないでしょうか。

 

 

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