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信頼される施工管理技士とは?概要と業務内容について解説

2022.02.21

コラム

  • 「施工管理技士の具体的な業務ってどういう仕事?」
  • 「施工管理者になるために必要な能力は?」

建設現場において、施工管理技士がどのような業務や役割を担っているのか、イメージがつかない人も多いことでしょう。

施工全般の工程や完成度に大きく関わる施工管理技士。

この記事では、施工管理技士の業務内容や信頼できる施工管理者になるためのポイントについて、わかりやすく解説しています。

施工管理とは

施工管理は、建設現場全体を管理する重要なポストです。

作業全体を進めていくためには、職人たちの安全を管理したり、工事の進捗具合を確認したりといった役割が欠かせません。

これらの仕事は、現場監督にも当てはまるため、施工管理者が現場監督を兼任するケースも多くみられます

資格や経験は不要ですが、現場で経験を積みながら施工管理技士の資格を取得する方法が一般的です。

>>関連記事:現場監督ってどんな仕事?|信頼される現場監督になるコツについて解説

施工管理技士の種類について

施工管理の国家資格である施工管理技士は、工事の種類により分類されています。それぞれの業務内容について具体的に解説しましょう。

建設施工管理技士

公共施設から一般的な戸建て住宅など、いろいろな建物の新築・改修工事に関わる施工管理を行う仕事です。

建設施工管理技士は、建設現場における計画や図面の作製だけでなく、工程や品質管理など現場全体の指揮を取るリーダー的存在です。

職人や工程を管理するため、コミュニケーション力が求められます。

土木施工管理技士

道路やトンネル、橋など、建物以外の土木工事における施工管理を行う仕事です。

通常の管理業務だけでなく、用地確保や周辺住民への説明会、役所での手続きなど、幅広い業務内容が特徴です。

電気施工管理技士

変電・送電設備や照明、配線など電気設備工事における施工管理を行う仕事です。

建築物に必要な電気工事関連の専門家として、需要も高く、プロフェッショナルな深い知識と技術が求められます。

電気通信施工管理技士

2019年に新設された、電気通信工事における施工管理の資格です。

電気工事の中でも、電話回線やインターネットなどのデータ通信、電気通信設備の工事に関わる仕事です。

管工事施工管理技士

空調やダクト、給排水、浄化槽、衛生などの設備工事の施工管理を行います。

電気工事と同様に、生活基盤となる水道やガスを支える仕事のため需要が多く、専門性の高い仕事です。

造園施工管理技士

公園や緑地、庭園などの整地や樹木の植栽などを行う造園工事における施工管理の仕事です。

公園や道路の緑化など、社会貢献度が高い仕事ですが、資格を取得するには実務経験が必要です。

施工管理技士の業務内容について

施工管理技士は、QCDSEと呼ばれる業務が求められます。

QCDSEとは、次の5つの言葉を指します。それぞれについて解説しましょう。

  • Quality(品質管理)
  • Cost(原価管理)
  • Delivery(工程管理)
  • Safety(管理管理)
  • Environment(環境管理)

Quality(品質管理)

品質管理とは、建築資材などの品質が設計や仕様書の基準を満たしているかを管理します。

完成後の建物の強度や密度が、規定通りの品質を満たしているか管理することも、品質管理の業務のひとつです。

Cost(原価管理)

原価管理とは、建設現場での材料費や人件費の原価計算を行い、予算がオーバーしないよう管理する業務です。

工事の進捗具合により発生する経費を管理し、予算との違いを常にチェックします。

経費と予算に差異があれば、計画や工程を改善して利益を確保することも、原価管理の大切な業務です。

Delivery(工程管理)

工程管理とは、作業の進捗状況や作業人員の確保、必要な設備機器の手配を行う業務です。

工程どおりに仕事をこなすために重要な役割を担います。

工程管理が適切ではないと工事が遅れてしまい、工程表通りに作業が進まなくなります。常に工程表通りに作業が進んでいるか確認をすることが重要です。

Safety(安全管理)

安全管理とは、建設にあたる作業員の安全を確保するため、必要な設備や環境を整備する仕事です。

危険を伴う現場で安全に作業ができるように、安全点検など業務内容は多岐に渡ります。

危険な箇所には看板を設置したり、KY活動やヒヤリハットの周知を徹底したりなど事故防止に役立つ環境作りへの取り組みを行います。

Environment(環境管理)

環境問題への対策は、施工管理技士の大切な業務です。

環境に影響を及ぼす施工があれば、役所などに環境対策を示す書類を提出する必要があります。

書類提出を怠ると、工事中断や中止となるケースもあるので注意が必要です。

信頼される施工管理者になるには

職人たちとの信頼関係を築くためには、物ごとを上手く伝える力と聞く力が重要になります。

伝え方が下手な人は、作業ミスや工程の遅れなどトラブルの原因を生み出します。

現場で職人たちから、信頼される施工管理者になるためのポイントについて解説します。

  • コミュニケーション力がある人
  • リーダーシップのある人
  • 危険察知能力のある人
  • 体力・気力のある人

信頼される施工管理者①:コミュニケーション力がある人

休憩時間や作業の合間に雑談をするなど、仕事以外の関係づくりが上手く、社交性がある施工管理者は職人たちからの信頼を深めることができるでしょう。

例えば、「おはようございます」などの挨拶や「気になる箇所はありますか?」などの気遣いや配慮が自然に行えると仕事も円滑に運びます。

信頼される施工管理者②:リーダーシップのある人

円滑に作業を進めるためには、計画的に行動できる段取り力と作業全体を指揮するリーダーシップが必要です。

マンション建設では、多くの業者が業務に当たります。業者間同士の絡みも多く、例えば、クロス貼り後に行う設備作業や外壁塗装後に行う雑金物作業など、前工程が終わらなければできない作業があります。

工事の進捗具合では、予定通りに作業ができなくなり、工程に遅れがでます。そのため、しっかりとした工程管理ができる施工管理者は、信頼度も高く、スムーズに作業に取り掛かることができます

たとえ工事が遅れていても「〇日までには仕上がります」と断言できる決断力や判断力があれば、予定も組みやすく、施工管理者への信頼もさらに深まります。

信頼される施工管理者③:危険察知能力のある人

建設現場では、少しの気の緩みが大きな災害につながります。

体調がすぐれない職人や現場の雰囲気が悪い、集中力が切れているなどの危険を感じた場合は、しっかりとコミュニケーションを取り、職人が安全で安心して働ける環境づくりをすることが大切です。

不安全行動などの危険をいち早く察知して、想定外の事故やケアレスミスを防ぐ危険察知能力も施工管理者に求められます

普段は雑談をする仲でも、危険を見抜いたときには、厳しく接してくれる施工管理者は、頼りがいがあり信頼されるでしょう。

信頼される施工管理者④:体力・気力のある人

現場では、適切な判断を下せる体力と気力が重要です。

トラブルが起きれば、工程の見直しをしたり、工事の進捗も遅れたりするため、その対応に追われます。

予定変更や工程調整などが常に起こる建設現場では、タフさと前向きで強いメンタル力がなければ、正しい指示ができません。

何ごとにもへこたれずに現場を引っ張り、周囲を巻き込むパワーを備えることで、職人たちからの信頼を得ることができるでしょう。

まとめ

施工管理者は、建設現場でリーダーシップを取りながら、計画通り工事を遂行していく役割を担っています。

多くの職人たちと関わりながら、全体的な管理を行うため、ハードな一面もありますが、竣工したときには、大きな喜びと達成感を味わえる魅力のある仕事です。

信頼できる施工管理者の周りには、自然と人が集まり、「〇〇さんの頼みなら」と快く引き受けてくれるなど、現場の雰囲気まで良くなります。

信頼関係は、相手の人柄や考え方、立ち居振る舞いなど、普段のお互いのやりとりのなかで築き上げていくものです。施工管理だけでなく、日常生活においても信頼される人になれるように心がけましょう。
 

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