今注目される!新型コロナウィルスによるリフォーム需要
2022.06.23
新型コロナウィルスの影響で、自宅時間が増えてきた今、暮らしの質をあげるために住まいを見直す人が増えてきています。
また、日常となりつつあるリモートワークで仕事部屋を作る人や、室内だけでなくベランダやバルコニーを第二のリビングとして活用する人も増えています。
ここでは需要の高まるリフォーム工事を検討中の方にむけて、以下をご説明いたします。
- なぜリフォーム業界が注目を集めているのか
- 今注目されているリフォーム工事の内容
- リフォーム業界が抱える問題点
今の時代に注目されるリフォーム業界
住まいを新たに購入したり引っ越しをしたりするより、住み慣れた住まいの質を向上させるリフォーム工事が今、見直されています。
需要の内容
一口にリフォーム工事といっても、業者に依頼するような大掛かりなものから自分でできる簡単なものまで、その内容は多岐にわたります。
そんな多岐にわたるリフォーム工事ですが、暮らしの変化に合わせてリフォーム業界に求める内容も変化しています。
1、生活の質(QOL:クオリティ・オブ・ライフ)の向上
心とから体の健康のために、生活の質を(QOL)を向上させ、充実した毎日を送ることを目的としたリフォーム工事を依頼する人が増えています。
室内環境の改善や、キッチン周りなどの住宅設備の見直しも、QOLの向上につなげる選択肢の一つです。
2、ワークスペースの確保
リモートワークが主流となった企業も存在する中、自宅で仕事をする人は確実に増えてきています。
出社せずにお互いのコミュニケーションをとることのできるツールが増えた今、新型コロナウィルスが落ち着いたとしても、リモートワークは継続されるのではないでしょうか?
そんな自宅で仕事を行う人がリフォーム業界に求めることが、自宅でのワークスペースの確保です。
リビングの一角で行っていた仕事も、ワークスペースを確保出来ればリモート会議中でも家族やペットの声に邪魔されることはありません。
3、運動スペースの確保
ワークスペースの確保と同様に、自宅で過ごす時間が増えた今だからこそ、室内でできる運動の場所を確保したいという需要も多くあります。
4、非接触ニーズの向上
新型コロナウィルス流行後の新しい生活様式では、他人との接触をなるべく避けて感染を防ぐことが求められています。
こうした新しい生活様式が、衛生面を意識したリフォーム工事の需要へとつながっています。
家族みんなが集まるリビングの快適さを求めることはもちろん、一人で過ごすことのできるスペースの確保など、新型コロナウィルス過で変化したライフスタイルに合わせてリフォーム工事の内容も変化してきています。
新型コロナウィルスによるリフォーム業界の変化
こうした需要の変化に合わせて、リフォーム業界を取り巻く環境も、求める内容も変化してきました。
今までのリフォーム工事は、どちらかといえば設備の老朽化や故障などといったトラブルを解決するための工事が主流でした。
しかし、今はより快適に、より機能的にという質の向上を目的としたリフォーム工事が増えています。
こうしたニーズに応えるため、リフォーム業界も質の高い工事を行う必要性が高まり、業務の効率化・透明化に取り組みだしました。
コロナ流行以前に多かったリフォーム工事の内容
そんな変わりゆくリフォーム業界で、新型コロナウィルス流行以前に多かったリフォーム工事は次の通りです。
キッチン
キッチンのリフォームは現在でも需要の高いリフォーム工事の1つですが、コロナ流行以前は古くなった設備の入れ替えを行う工事が主流でした。
現在は、家族で料理ができるようにアイランド型のキッチンや衛星面を考えたタッチレス水栓など、家族とのコミュニケーションを図りながら、より衛生的に調理が行えるようにリフォーム工事を計画する人が増えています。
トイレ
使用頻度が高いトイレも、新型コロナウィルス流行以前からリフォーム工事の依頼が多い箇所ひとつです。
キッチンや浴室ほど高価でなく、取り入れやすいリフォーム箇所ともいえるでしょう。
現在は、自宅で過ごすことが増えてより使用頻度の高くなったことから、次のように機能が充実したトイレが注目されています。
- 掃除がしやすい
- 使いやすい
- 衛生的 など
浴室
住まいの水廻りで、カビや設備の劣化などが目に入りやすい浴室ですが、リフォームを行うタイミグは20年が目安とされています。
例えば新築で住宅を購入した場合、20年経つと浴室以外にも劣化してきます。
他の場所のリフォームを行うタイミングで、一緒にお風呂の工事も行う事が多い箇所ともいえるでしょう。
リビング
家族で過ごす時間が長いリビングは、生活スタイルの変化に合わせてリフォーム工事を行うことが多い箇所です。
フロアの段差解消や、リビングを仕切る、反対にリビングを広げるなど、生活スタイルの変化に合わせてリフォーム工事を行う場合が多いです。
コロナ流行以降に多いリフォーム工事の内容
では、新型コロナウィルス流行後のリフォーム工事は、どういった箇所の工事が増えたのでしょうか?
玄関
新型コロナウィルス流行で、玄関から洗面所へ直接行くことのできる動線を確保したリフォーム工事が増えています。
このような動線が確保できなくても、玄関に手洗い場を設ける工事も増えています。
また、空気の循環を考えて玄関に風の出入り口になるように、換気扇や換気用の窓を設けるような工事の需要も高くなりつつあります。
洗面所
手を洗う機会の増えた新型コロナウィルス過で、洗面所のリフォームを行う方も増えています。
非接触のタッチレス水栓だけでなく、換気がしやすいように、開き戸から引き戸に変更するなど、安心して快適に過ごせるスペースを求める工事が増えています。
ワークススペース
仕事を行うリモートワークだけでなく、子ども達のリモート授業など、家で仕事や授業を受ける機会が増えたことで、ワークスペースを確保するリフォーム工事は、新型コロナウィルス流行以降、需要の高いリフォーム工事のひとつです
また、リモートワークを始めた当初は、リビングなどのオープンスペースを利用していたのを、個室仕様を求めてリフォーム工事を希望する人も多くなりました。
換気関係
室内の空気を循環させる、換気関係のリフォームも以来の多い工事です。
玄関や洗面所の換気はもちろん、窓のない個室には内窓を採用するなど、空気の循環を考たえた工事も、新型コロナウィルス流行後に需要の高い工事の1つです。
コロナ禍で求められるリフォーム工事
新型コロナウィルス流行によって変化した生活スタイルに合わせて、リフォーム工事に求められる内容も変化してきました。
しかし、注目を集める業界だからこそ、求められているニーズに応えるために業務の高率化が必然となります。
リフォーム業界の今後の課題
今までのように、工事完了後まで金額が分からない不透明な部分を含んだままの工事だと、競争の激しいリフォーム業界で生き残ることはできません。
また、現状の把握ができていないと、依頼に対し対応も遅くなってしまいます。
いま、リフォーム業界に必要なのは現状を把握し業務に反映する、そして情報を共有してフォローできる体制を整えることだと言えるでしょう。
競争下が激しいリフォーム業界では、他社との差別化を図ることも大事です。
自社の強みを生かした営業活動や、SNSツールの活用などリフォームを考えている人とのつながりと継続が大事です。
まとめ
リフォーム工事は新築工事と異なり、今の住まいに変化を与えてくれる工事です。
リフォーム工事で住まいの質をあげて、より快適な住まいづくりをしてみてはいかがですか?
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