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リブウェル株式会社様【中編】:社員から選ばれるシステムとは|「SAKSAK」事例

2021.09.09

コラム

今回は大阪府松原市に本社を構え、配管資材や住宅設備機器などの建築資材卸売業も行っていらっしゃる「リブウェル株式会社」様(2001年創業)にお伺いして参りました。

リフォーム部門立ち上げと共にSAKSAKをご導入いただき、以来10年以上ご活用いただいております。

また、今回初のコラボ企画、御堂筋税理士法人CEOの才木正之さまと3社でお話しさせていただきました。

 

|||インタビュー記事|||

金井代表・才木代表・喜多代表

コミュニケーションツールの活用で会社の状態を見える化

【石橋】
話は変わりますが、御社に「うちの会社ならでは」の取り組みはありますか?

【金井】
ありがとうございます。

【金井】
ChatWork で「ありがとう」の共有というのをやっています。

メンバーが、「ありがとう」と言われたり、言ったり、感じたことを毎日1人1個入れていく。

社内に対してでも、お客様に対してでもいいですし、そんなことを毎日積み上げていっています。

ありがとうカードはよくありますが、それのウェブ版というか(笑)。 でも、これはすごい積み上がってきましたね。

【喜多】
どれぐらいされてらっしゃるんですか?

【金井】
もう丸2~3年かな?

リフォームのほうは完全に習慣化してるので、何も言わなくても全員毎日絶対入れています。

僕らのほうが、酔っ払って入れない日とかはあるんですけど(笑)。

(一同笑)

【石橋】
金井社長が発信されたのですか?

【金井】
ええ。当時、ソリューションさんからの提案もあって、私発信と言うよりはメンバーが先にスタートさせてくれました。

社員間の「ありがとう」もあったらいいかなって。みんな初めは嫌々やってる時もあったと思うんですが、結果的に関係性がグッと深まったように思います。

「お客さんとこんな関係なんや」とか「協力業者の職員さんにこんなに助けられてんねんな」とか、「日常、何を思って仕事してるんやろ?」というのが、日報よりも分かるのですごくいいですね。

【石橋】
社員さんの声って、普段忙しい社長はなかなか聴けないので、本当にいい習慣だと思います。

社員が「もうこれにしましょう」って言ってくれたんです。

【石橋】
ところで、ここで改めてお伺いします。「SAKSAK」をお選びいただいた理由と、才木さん(御堂筋税理士法人様)とのお付き合いが始まったきっかけを教えていただけますか?

【才木】
きっかけは、先ほどの顧客データを蓄積したいということでしたね。

【金井】
そうですね。とにかくデータを蓄積したいという考えがありました。

やり終わった工事データを残していく…「今後のリフォーム業は必ずそうなっていく」と確信していましたので。

【才木】
卸売業が母体だとしたら、この規模(現在 70 人)の会社の未来って見えてくるものがありますので、新しい事業展開を考える必要があって、そこでリフォーム事業となったんですよね。

何でもそうですが、新しいことを始めるとき習慣化するまでに大変苦労します。

そこで、重要なところは最初から習慣化していこうという考えが金井社長の中にあったのだろうと思います。

というわけで、もう最初の段階でSAKSAKを導入しようということになったんでしたっけ?

【金井】
全然覚えてないな(笑)。

(一同笑)

【喜多】
とはいえ、やっぱり新しいシステムを導入して定着させる難しさはあると思うんですが、当時のご苦労は何かありましたか?

【金井】
導入当初は二人でやってたんで、僕がやるから、もうひとりもやらざるを得ない・・みたいな感じでした。

幸いもう一人もシステムが嫌いじゃなかったので、比較的二人のときはまだスムーズだったんですが、逆に5人ぐらいになってきたときに、徹底して入力していくのがかなり大変になってきましたね(笑)

でも、それを乗り越えたのは新卒の女性の力が大きかったですね。

彼女が「もう見積もり作業はこれにしましょう」って言ってくれたんです。

【喜多】
そうなんですね。現場からの声はすごく心強いですね。

「SAKSAK」って慣れてくるまでは大変だけど、慣れれば自動的に積み上がっていきますし、それが結果になる仕組みになっていますから。

【金井】
それは確かにありますね。ちゃんと入力していればいるほど、お客様からの電話対応は非常にスムーズです。

「あの件ですね? あのときの、この内容ですね?」みたいに、メンテ対応がきちんとできるんですよ。

【喜多】
見積作成の場合、過去の見積書を再利用すると、作成スピードもどんどん上がっていきますしね。

金井社長・才木代表

戦略的財務管理「コックピット」を導入

【金井】
そうですね。それは本当にそう思います。 ちょうど、そのタイミングで御堂筋さんに入っていただいたんです。

当時、セミナーで才木さんが、 工務店専門税理士で打ち出しておられて、「工務店や建設業向けの財務が強い」というお話を伺って、うちにも入っていただいたんです。

特に財務メインで御堂筋税理士法人さんの「コックピット(業績管理表)」を導入しました。

【才木】
そうですね。最初、経理回りは既存の税理士さんがいらっしゃったので、まずはしっかりした管理をしていただく為に「コックピット」を採用していただきましたね。

【喜多】
そうして関わっていかれて、どんな変化がありましたか?

【金井】
そうですね。先ずは、財務面で受注と完工の先行管理を始めました。

あとは入金も前倒しでいただくようになり、資金繰りはもう随分と楽になりました(笑)

当初は売上が足りず、ずっと赤字でしたが、売上が追い付いてくると、元々きちんと管理していたこともあってそういったことが楽になってきましたね。

「SAKSAK 矯正ギブス」も付いてるし(笑)

だから受注と完工のずれがあっても把握と共有ができるので、「ずれたらあかん」という意識はメンバー間でも持ってくれています。

そうすると売上が上がるにつれ、利益はおのずと出てくるようになってきました。

それに経理の方は、25億円を回しているスタッフがリフォームの方も兼任でやってくれているので安心しています。

みんな優秀ですよ。

【才木】
優秀、優秀。 利益管理もできているので、将来的には「SAKSAK」と「コックピット」も連携したいですね!

会計作業っていうのは、どの中小企業も経理の方が苦しんでらっしゃることが多い。

特にリフォーム会社さんの場合、未完工現場の扱いって難しいんですよね。経理は現場のことを全部分かってない場合が多いので余計です。

だから、「SAKSAK」にギブスになってもらって全部情報を残してもらおうと…。

(一同笑)

【才木】
この先、AI が進化していく中で、人として僕らももっとお役に立てるといいなって思ってるんですけどね。

【金井】
そうですね、管理システムと財務・経理管理システムがくっついて、全てが一元化でできたらいいですね。

【才木】
特に分析は必要ですね。最初の頃は集客率や受注率などのデータ分析をする習慣がなかったのですが、今はそこはかなり意識していますね。

うちでは、お客様の情報を蓄積することと、業務フローのデータ化をさせていただいています。

例えば、イベントなどの費用対効果はどうか?など、細かな部分まで考慮しています。

【喜多】
御堂筋さんの「コックピット」は、お金を残すことを非常に追及していますよね?経営者はやっぱりお金回りを見るのが大好きなんで非常にいいと思います。

(一同笑)

 

|||インタビュー記事|||

 

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