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【中編】株式会社アートリフォーム様:「社員数5倍!」リフォーム会社が取り組むべき効率化とは?

2022.06.23

コラム

今回は、創業60年、法人リフォーム中心に関西から関東へ展開されている、アートリフォーム様へお伺いして参りました。

弊社システム「SAKSAK」第1号ユーザーとしてご利用いただいております。現況をお伺いするため、代表の喜多と石橋がインタビューを実施しました。

 

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福利厚生はトップクラスの水準です

【大本】
最近では当たり前になってきているのかもしれませんが、うちは福利厚生などは、全国の有力なリフォーム会社やハウスメーカーの福利厚生を分析して、その中でトップクラスの水準を出すようにしています。正直大手ハウスメーカーと比較してもそんなに遜色ないと思います。

【石橋】
それは、すごいですね!

【大本】
じゃあ、それが日本一かというと、そこは分かりませんが、そんな小さなことを1個1個、積み上げてきたという点では、特にユニークさはないけど悪くはないかな?とは思っています。自由度が高いという点では、私の言うことをほんまに聞かないですからね!みんな。

(一同笑)

【大本】
いや、私がこうしたいと思ったときに、根回ししています。(笑)

トップダウンにしてこなかった理由

【石橋】
社長が根回し?(笑)

【大本】
そう。本当にトップダウンはないですからね。
もちろん支店長会議でなどで、決める流れは一応トップダウンですが、ただお伺いを立てながらやってます。(笑)
私自身、27歳でこのポジションでスタートさしてもらったので、そもそも27歳がゴリゴリ行けるわけがない。(笑)
当時は30人ぐらいでしたけど、そのときはもう毎日全員と話せるぐらいで・・会社を成長させたいと考えたときにチームや、個人がその場で考えて動くようなことをしていかないと、いきなり「自分たちで考えろ」と言われても難しいですし、いずれ目が届かなくなります。だから、私がどうこうというよりも、自分たちで責任を持ってやっていく集団にしないと大きくなれないとは思っていましたね。

【大本】
就任当時、リフォーム会社ランキングっていっても、ハウスメーカー系の規模でようやく1000億ぐらい。でも、私の中では、いずれフォーム専門会社も、そういう集合体になる会社が出てくるだろうと。もし、うちがそこを目指すのであれば、経営者が手を出さなくても対応できる体制を作る必要性はあると考えていました。
想像通り、100人ぐらいになってきたら厳しい・・。

【石橋】
見られないですね(笑)。

【大本】
はい。今では、全員には目が届かなくなってきています。

【喜多】
なるほど。では、ご導入は先代からですが・・導入前の状況はどうでしたか?

【大本】
もちろんペーパーですよね。手書きだったり、パソコン打ちで。当時、この建物に5人ぐらいしかいなかったんです。

【喜多】
今よりずっと人が少なかったイメージがありますね。

【大本】
最初は大阪と神戸の事務を全部ここにまとめたり分けてみたりといろいろ試してたみたいですが・・このアナログな感じは業界独特ですよね。

【喜多】
そうですね。比較的建築はアナログ度が高いですね。

【大本】
だから、アートリフォームも後多分に漏れず。そんな感じでやってました。(笑)

(一同笑)

 

社員数は5倍!でも、事務処理は変わっていないんです。

【石橋】
そのペーパーの時代から現在に至る変化はありましたか?

【大本】
そうですね。これは我々もまだまだ途上な状態だと思うんですけど、この9年間で意識してきたのは、やっぱり効率化。実は、事務さんの数は9年前と変わってないですよ。パートさんがちょっと増えましたが、その他社員数は5倍ぐらいになりました。(笑)。
だから普通、事務処理も単純に5倍になってるはずなんですが、そこはこのSAKSAKを思う通りにカスタマイズさしてもらってるんで、それによって効率化は最優先でさしていただいている点が大きな変化ですかね。

【石橋】
社員数が5倍になってるのに事務の方が変わらないのはすごいですね!SAKSAKがお役に立ててるのが嬉しいです。

【大本】
それはもう!同じようなことをやってたらどうなってたか。

【喜多】
ありがとうございます(笑)。

【大本】
そうですね。それとサイボウズというグループウェアを利用しています。

【石橋】
サイボウズもお使いなんですね。

【大本】
以前勤めていた会社で使ってたので。便利やなと。
今は、あの頃よりサイボウズはフルに使っています。だから、このソフトウェアも含めて、IT化することによって、店舗を離れてもコミュニケーションもでき、共有が深められています。

リリース前のご契約! 革新的な先代の決断

【喜多】
そうですね。実はSAKSAKでいうと、アートリフォームさまが最初のご導入企業様なんです。第1社目です。

【大本】
そうですか。何年くらいになりますかね?

【喜多】
2004年の4月がリリース日なんですよ。4月がリリース日で、そこから使っていただています。

【石橋】
リリース前にご契約いただいたって伺っています(笑)。

【喜多】
ええ・そうなんですよ。(笑)

【大本】
そうなんですか。それは先代がすごいですね。新しいもの好きだったんですね。

【喜多】
まだ、形になってないときにお話しさせてもらって、「じゃあ、もう契約するから」ということで、4月1日のリリースでスタートさせていただきました。(笑)

【石橋】
記念すべき第1社目。すみません。取材が遅れて!(笑)。

(一同笑)

システムは「ある」が前提です

【大本】
でも、そりゃ12年もたてば、世の中も変わってますね。

【喜多】
変わってますね。

【大本】
私は大学卒業後3年間証券会社にいまして、その後、リフォーム会社に入社したんですけど、正直、建築業のIT化は遅れてるなとは感じました。それは別に悪いことじゃなくて、そういう業界なんだなと。ただ、いずれこれは変わるなとは思っていました。
実は以前の職場で、御社のSQLの時代から使わせていただいているんですが。

【喜多】
はい。もう元祖みたいなやつですね?(笑)

【大本】
はい。(笑) SAKSAKよりずっと前のものですよね。

【喜多】
はい。もうずっと前のです。(笑)

【大本】

ものすごい便利だと思いましたし、私は最初からあれだったので、あれがないと無理でしたね。

【石橋】
導入する、しないとかっていうよりも、前提として「ある」みたいな感じですかね?

【大本】
ええ、そうですね(笑)

 

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