地域と人と共に成長してく企業を目指すリフォーム会社「SAKSAK」事例:株式会社大建建設様【前編】|住宅リフォーム経営コンシェルジュ

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今回は、創業49年、地域密着で地域一番の企業を目指す、新潟の大建建設さまにお邪魔しました。
弊社システム「SAKSAK」は、10年前からご利用いただいています。
今回、現況をお伺いするために、代表の喜多と石橋がインタビューを実施しました。

【前編】地域と人と共に成長してく企業を目指すリフォーム会社
【後編】リフォーム会社がシステムを定着させる肝。それは社員の決意です!

「SAKSAK」事例:株式会社大建建設様

株式会社大建建設 ハートライフDaiken

公共工事から人の住まいへ、新天地への挑戦だった

全員 今日はどうぞよろしくお願いいたします。
 喜多 まず、大建さんのこれまでの歴史を教えていただけますか?
高橋 弊社は9月が期末なんですが、今年で48年目を迎えます。元々公共工事100%の会社だったんですが、11年前にリフォーム事業を立ち上げました。
当時、公共工事はまだ良かったんです。でも、「公共工事はこのまま順調に続かないだろう」という会長の先見の命というか・・早い決断があって、リフォーム事業をスタートさせたんです。今から思うと本当に、後1年遅かったらうちはここまでなってないと思いますよ。
喜多 なるほど! 後1年遅かったらどんな展開になっていたんでしょうか?
高橋 以前の公共工事はとても順調でしたし、状況が変わることを誰も予想できなかったんです。それ位、公共工事の世界は当時の状況からすると、現在では見る影もありません。
本来、本業は新規事業を支えなければいけないんだけれど、その本業の方が売上の見込が立ち辛くなってきた中、早期にリフォーム事業を収益化しなければいけないという急激な変化に見舞われました。
そして、ちょうど11年前、「ハートライフ大建」(⇒http://www.heartlifedaiken.com/)と屋号を変えて、そのタイミングに僕が社長になって現在に至ります。
喜多 なんだか、お話を聞いていると、とてもタイムリーと言うか、時流に敏感だったからこそ、乗り切れたという感じがしますね。ぎりぎりのタイミングだったのですね?
高橋 はい。ぎりぎりのラインでしたね。今から思うと(笑)

株式会社大建建設 ハートライフDaiken 代表取締役 高橋 秀彰氏

株式会社大建建設 ハートライフDaiken 代表取締役 高橋 秀彰氏

 

地域に根ざした社会貢献とは、自分達にできることをやり続けること

喜多 そんな道のりは、色々ご苦労があったと思いますが、そんな大建建設様で特に大切になさっていることはなんですか?
高橋 そうですね。お客様第一というのは、当たり前ですが、本当にお客様を幸せにしたいというのが一番ですね。しかし、僕の持論なんですが、幸せじゃない人間がお客様を幸せにすることはできないと思っています。とはいえ、会社も人も(その方向へ)勝手に成長することも、ありえないので、やっぱり人材採用と育成と活性化ということは常に意識しています。人が成長してこそ会社が成長する。
喜多 全く同感です! うちも採用と育成は、常に抱えてるテーマですから。
ところで、会社の成長と共に、お客様以外に、社会に対しても責任や義務を負うことに繋がると思うのですが、御社では事業を通じて社会に貢献するとはどういう意味を持っているのでしょうか?企業の位置づけとして、大建さんの社会貢献っていうのは何だと思いますか?
高橋 納税、雇用・・直接的な社会貢献として企業にとってこれは当然なんですが、その他、地域に根ざした企業として、もう20年くらいになりますが、毎朝、地域の掃除をしています。
喜多 20年ですか?
高橋 はい。金曜日はエリアを拡大してやっています。
掃除をしていると、子供達や通勤の人たちも通るのですが、こちらから声掛けをするんですよ。挨拶させていただくことで、少しでも地域の見守りにもなると考えています。
そんな中で、地域の人たちから「あっ、掃除している会社だよね?」って言われたり。(笑)
そこからご信頼をいただいて、工事をさせていただいたお客様もいますね。
石橋 20年ってスゴイですね。簡単に思える事でも続けることが何より大変だと思います。ところで、他にも意識しておられることはありますか?
高橋 あとは、そうですね。当然これは自社のポリシーにも関わることですが、車両の安全運転はもちろんと、車は会社の看板ですから、常に清掃や塗装を塗り替えて綺麗にしています。
喜多 整理や清潔など、基本的な事をとても大切にされてるんですね?
高橋 そうですね。地域の方にとって、気持ちのいい会社であり続けたいとは思っています。
喜多 さっき、会議室に貼ってあった「笑顔で日本一」と書かれた掲示があったのですが唱和なさったりしておられるのでしょうか?
高橋 唱和は毎朝、行動基準14項というのがあってそれを唱和しています。朝一番から声を出すのって大事ですよね?
喜多 確かに。うちも毎朝体操後、ミッションを唱和しています。朝の頭の切り替えはとても重要ですね。

株式会社 DATA KIT 代表取締役 喜多 庸元氏

株式会社 DATA KIT 代表取締役 喜多 庸元

 

会社の空気感とはそこに居る人が出す空気感

高橋 戦略のコミュニティ化じゃないですが・・商品とか、提案とか、価格とか、そういったものが、余り変わらないと、お客様は、確実に感じのいい人や優秀な人から物を買いたいですよね?では、感じのいい人ってなにかというと説明できるものではなくて、常日頃出している空気感が大きいんです。
そんなことを意識して、みんなの様子を見ていますね。
気持ちのいい挨拶や対応ができるように指導も気を付けています。
石橋 空気感・・分かります。私もスタッフの空気感見ていますが、毎日少しずつ違います。小さなことでも、お客様に日々対応するスタッフにとっては大きく影響してきますね。
喜多 そういう基本的な事ができていないこと意外と多いですよね? 社員数が多くなって来れば、いろんな価値観の人間が入ってくる中で、社風を作るには、社長は勿論、経営陣の影響力はとても大きいと思います。
高橋 僕ね。社員にこう聞くんです。 「元気な会社と元気じゃない会社ってどっちがいい?って、明るい会社と暗い会社どっちがいい?」って。
で、「絆が深い会社と絆が浅い会社どっちがいいですか?」って。
答えは勿論100%前者ですよね? みんな100%明るくて元気で絆が深い会社で働きたい。
でもそれは、与えて貰うんじゃなくて、自分達から作って貰わないと困るよ!って言うんです。 そしてそれは、空気感が少し暗い感じの子でもやっぱりそういうところで働きたいんです。
喜多 そりゃそうですよね? 僕もそういうところで働きたいです。(笑)
高橋 自分達から作ると言うと、例えば、小さい子供を持つ社員さんが会社で、「もっと元気な挨拶をしなさい!」なんて注意されていることをその子供達が知ったらどうでしょう? 自分が元気な挨拶をしていないのに、子供達に言えないですよね?
喜多 分かりやすいですね。
高橋 人は自分で納得しないとダメなんです。

今の時代、社員軸で考えることで会社軸になっていく

喜多 その、納得させるフレーズや想いは高橋社長のどこから出てきているんでしょう?
高橋 自然に思うこともあれば、当然本などで学ぶこともあります。当たり前のことなんだけど、当たり前に定着させるには繰り返し噛み砕いて伝えるしかないと思っています。
例えば、本来あってはいけないんですが、お客様への連絡が遅かったとか、約束した時間に遅れても連絡しないことがあったとします。
すると、「もうちょっと早く言って!」とか、「もっと早くいってくれたらこんなことにならなかったのに」って、経験ない?って。
すると、100%ありますって答えます。「それ(自分がされて嫌なこと)を客様にやることになるんだよ」って。
喜多 ええ。
高橋 「早く言ってくれてありがとう!」「それ言ってもらえて助かったよ!」そんな風にお客様に感じてもらうにはどうしたらいいか考えるよう、いちいち言ってます。(笑)
喜多 社長自らが、社員に分かりやすく伝える手間をかけていらっしゃるんですね。
高橋 経営者としては、当然会社軸で物事を考えますよね?
でも、今の時代、社員軸で考えなかったら会社軸にならないんです。
若い子達と話している中で、これをやったらお客様に喜んでもらえるよねっていうのはもちろんですが、同時に、何をやったら自分という人間の幅は広がるのか?ってを話するんですよ。
石橋 そういわれる方が断然腑に落ちますね。
高橋 腑に落ちますよねぇ!? ええ。
石橋 人の為だけでなく、自分はどうなの?っていうところを、突き詰めて、問いかけておられるような感じがしますね?
高橋 ええ。人は説得じゃ動かないんですよね?納得して初めて動くって僕は思っています。
喜多 その通りですが、納得が難しいですね。

女性が働きやすい職場とは、力が付けられる職場

石橋 ところで、以前リフォーム産業新聞で女性が働きやすい職場にしたいという記事を拝見したんですが、社長が決めておられることや工夫していることはありますか?
高橋 今、結婚適齢期の若い女性はいますが、現実的にケーススタディがないので、これからなのですが、僕は、結婚が早いとか遅いとか、そういったことは言うつもりはないんですが、これから女性が活躍していく中で、特に新卒を採用している状況において、最初の3年~5年は女性にも、がむしゃらに働いて欲しいとは思っています。女性も力を付けなきゃいけないと思うんです。力を付けて「また戻ってきてくれよ!」と言われるように実力をつけて欲しい。だから、新卒で若い女性が入社してくる時には、最初に、自分の考えを伝え、すぐに結婚して辞めたい女性はうちの会社には向かないかもしれないと言う話しをします。
3年から5年は男女関係なくて、キャリア構築のための大事な基礎作り、そこがあって初めてそういう施策に入っていけるんじゃないかって僕は思うんですよ。
石橋 それも含めて女性が長く働けるため、これから結婚する人たちも含めてどういう働きかけをしていきたいと思っていらっしゃいますか?
高橋 そうですね。今までの常識的なことで考えれば女性にとっては厳しい状況はありますよね?
喜多 まずそこですね。会社として整備必要はありますね。そして、そこに必要とされる人に育って欲しい。
高橋 そのバックボーンですよね?当然会社としても、今いろんなプランを考えているのですが、そのようなことを実行に移しながら、本人も結婚して、出産してもまた戻れるような力を付ける。
喜多 社員に良くなって欲しいという想いと、それを通して会社を良くしていきたいという熱意が感じられますね。

次号へ ~システム定着の肝。それは社員の決意です!~

 

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