ベラスケスの絵をみました!|住宅リフォーム経営コンシェルジュ

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こんにちは、サポートの山口です。

毎日暑いですが体調いかがでしょうか?

 

とても楽しいイベントがあったので、
久しぶりに絵画について書きたいと思います(*^_^*)

 

そのイベントと申しますのが、
先日、兵庫県立美術館で開催された中野京子先生の講演会!!

 

中野先生の職業はドイツ文学者、西洋文化史家、翻訳家で、
数多くのエッセイや絵画解説文を執筆されてます。

すごく大好きで講演会があると知り即申込をしました(笑)

中野先生の文章はとにかく読みやすい!かつ分かりやすい!

中野先生絵画や歴史…全然知らんね〜ん。
という方もさくっと読める文章なのです。

http://bunshun.jp/category/meiga

上記URLの文春オンラインのコラムはデジタルですし、
まだ中野京子先生の文章を読んだことがない方にオススメです。

 

さて、講演会のテーマは、
現在兵庫県立美術館で開催されている、
「プラド美術館展」と関連して『ベラスケスと宮廷画家』についてでした。

これが、もう、本当に勉強になりましたし楽しくて楽しくて(笑)
中野京子先生のサインもちゃっかり頂きました♡

 

ベラスケスといえば、まずこの絵ですよね。

ラス・メニーナス

 

真ん中の王女はマルガリータちゃん。
スペインハプスブルク家最後の王、カルロス2世のお姉ちゃんに当たります。

 

かねてからこの絵は何のシーンなの?という議論があります。
皆さんは何のシーンに見えますか?

これ、実は左側のパレットを持っているひとがベラスケス本人とされています。
何か絵を描いてますね。

そして、ベラスケスの前のキャンバス、めっちゃ大きいですよね?

実はベラスケスってそんなに大きな絵を残してなくて、
この大きなキャンバスとサイズが一致する絵。

それこそがこのラス・メニーナスと言われています。

 

つまりベラスケスはラス・メニーナスの中に、
ラス・メニーナスを描いてる自分を描いたということです!

 

なんか…くすぐられません…?(´・ω・`)(笑)

ということで、
この技法(というか描き方?)は多くの画家が真似して取り入れたと言われています。

 

さて、この絵の右下の女性。
このひとは召使いなのですが、中央の女官たちと少し雰囲気が違いますよね。

この女性、実は小人症の女性です。

彼女はお金で買われて宮廷にやってきました。

でも彼女は中央の女官たちより良い服を着ていますよね?

 

不快な表現になりますが、
つまり彼女は、現代で言うところのペットのような存在だったみたいです。

 

人と違うことが個性として捉えられなかったこの時代。

 

そんな中、ベラスケスはこんな絵を描いてます。

バリェーカスの少年

 

この男の子(といってももう青年だと思われますが)も小人症を患っているようです。

彼の顔、なんとも言えない表情をしていますね。
世の中への諦めが見えるようで切ない気持ちになります。

 

ベラスケスは、彼をひとりの人間として描いていることが見てとれます。

美化された可愛いペットとしてではなく、
1人の人間として描いているからこその彼の表情だと思います。

その点でラス・メニーナスの彼女も同じですよね。

 

ベラスケスは魂の画家と言われます。

絵のモデルと真摯に向き合うこと、
そしてベラスケスにしかない表現力で、数多くの名画を彼は残したのですね。

ラス・メニーナスはプラド美術館の絶対的目玉絵画なので、
絶対に来日することはないと思いますが(笑)、

バリェーカスの少年は今兵庫県立美術館に来日しております。

 

中野京子先生の講演会効果もあって、
その後の展覧会鑑賞はそれはそれは楽しいものでした…

1日めちゃくちゃハッピーでした(*^▽^*)

皆様もぜひ生でベラスケスを感じてみてください!

 

兵庫県立美術館:https://www.artm.pref.hyogo.jp/

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