生産性の向上を目指すリフォーム会社様へ!今、使えるおすすめの補助金|住宅リフォーム経営コンシェルジュ

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目次

1. リフォーム会社にメリットとなる、今、おすすめの補助金
2. 採択されやすい申請書の書き方にもコツがあります!
3. まとめ

01 リフォーム会社にメリットとなる、今、おすすめの補助金

新年度を迎え、各省の補助金情報が続々と発表されています。
「たくさんありすぎてどれが使えるのかわからない。」
「興味はあるけど、申請が難しそう。」
そんなイメージをお持ちではないですか?

今回は数ある補助金の中でも適用範囲が幅広く、
採択率も良い「生産性の向上」を支援する事業を紹介します。

「生産性を改善したいが、投資には抵抗がある。」
そんなリフォーム会社様の背中を押してくれる補助金をデータキットが厳選しました!

後半では、採択されやすい申請書の書き方のコツについて解説していますので、
ぜひ最後までご覧ください。

①サービス等生産性向上IT導入補助金

■事業目的

生産性の向上にはIT導入が有効ですが、特に中小企業では資金面やITリテラシー不足などの問題から導入が遅れているという背景があります。そこで、生産性の向上に資するソフトウェア・サービス等のITツールを導入する経費の一部を補助します。

■お勧めポイント

事業規模が昨年の100億円から500億円に拡大し、採択率アップが予想されます。
また、対象となる業務が幅広いことが特長です。

たとえばホームページ作成から顧客管理、納期管理などの営業管理、
会計・財務などのバックオフィス業務にいたるまで幅広い活用を想定しています。

また、当該事業に登録されたIT導入支援事業者が申請の窓口となりますので、
ITツールの導入・運用方法から実績の報告までサポートを受けながら行うことができます。

■申請要件

①中小企業者(個人事業主を含む)
②ITツールの導入により生産性向上が実現可能な事業計画があること
③本事業に登録・承認されたITツールを導入すること(補助金のHPにて公開)
④補助事業開始から2021年3月までの間、生産性向上に係る情報を報告すること

■補助額

・補助上限額:50万円
・補助率:2分の1

■公募期間

1次公募 平成30年4月20日~6月4日
※2018年3月28日時点の情報です。
スケジュールは事務局の都合により変更されることがあります。

■参考

IT導入補助金 (https://www.it-hojo.jp/)

②小規模事業者支援パッケージ事業

■事業目的

小規模事業者は日本の事業者数の9割を占め、
その持続的発展が地域経済にとってきわめて重要ですが、
人口減少やグローバル化など社会構造の変化の影響を大きく受けています。

小規模事業者が商工会・商工会議所の支援を受けて、
事業継承、販路開拓、業務効率の向上といった課題に対応するための経営計画を作成し、
その計画に沿って取り組む経費の一部を補助します。

■お勧めポイント

販路開拓、業務効率化という2つの軸があるので、幅広く利用可能な補助金です。
たとえば、販路開拓では、新たな販促チラシの作成や展示会出展費用などが対象となります。
また業務効率化では、管理システムの導入や、作業動線効率化のための改装費用などを想定しています。
これ以外にも、商品のブランディングや業務改善等のコンサルタント費用も対象となりますので、専門家に依頼して自社の課題を洗い出す機会としても有効です。

■申請要件

①中小企業者(個人事業主を含む)
②経営計画書と補助事業計画書を作成すること
③地域の商工会か商工会議所へ「事業支援計画書」または
「事業承継診断票」の作成・交付を依頼すること

※下記3点の条件を満たすものが補助対象経費となります。
(1)使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費
(2)交付決定日以降に発生し対象期間中に支払が完了した経費
(3)証拠資料等によって支払金額が確認できる経費

■補助額

・補助上限額:50万円

※以下該当する場合は補助上限が引き上がります。
賃上げ、海外展開、買物弱者対策:100万円
複数の事業者が連携した共同事業:500万円

・補助率:3分の2


■公募期間

平成30年3月9日~5月18日

■参考

中小企業庁 (http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2018/180309jizoku.htm)

補助金は予算に到達次第締め切られます。
貴重な機会を逃さないために、ご興味のある方は早めにご確認くださいね!

02 採択されやすい申請書の書き方にもコツがあります!

補助金の情報を集め、いざ申請しようとしたときに立ちはだかる申請書の作成。
とくに紹介した生産性の向上に関わる事業においては、事業計画や今後のビジョンなど漠然とした項目が多く、何を書くか悩んでしまいます。

そこで、実際に昨年IT導入補助金の申請サポートを行って感じた「採択されやすい申請書のコツ」を伝授します!
コツを踏まえた良い記入例・イマイチな記入例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

①不備なく記入すること

当たり前だと思われるかもしれませんが、申請のうち2割は不備で落ちているという現実があります。
記入漏れがないか細かくチェックしましょう。

②誰が見てもわかりやすいこと

申請書を読む審査員はリフォーム業のプロではありません。
専門用語を解説無しに書かれてしまうと、審査員が理解できず、企業の説明不足と判断される可能性があります。
文章だけでは伝わりづらい場合はグラフや写真などを入れることも有効です。
また内容が少なく短い文章はよくないですが、ダラダラと長い文章もマイナスの印象を与えます。
箇条書きにするなど、簡潔にまとめることも大切です。
「誰が見てもわかりやすい」という視点をもって作成しましょう。

例えば「事業内容と強み」を例に見ていきましょう。

 

イマイチな例
水廻り、外壁塗装などの住宅リフォーム会社です。地域密着ですぐに駆けつけられるエリアでの営業をしております。
一人の担当が営業から工程管理まで携われるよう研修を行っており、しっかりとした提案とアフターフォローができ、リピートをもらうことができます。
またお客様に安心、納得してリフォーム工事をしていただきたいと考え、実際の商品を多数展示したショールーム型の店舗を設置し、定期的にイベントを開催するなどして、新規のお客様でも入りやすく、相談しやすい環境になるよう心がけています。

文章が長く読みづらいですね。
また具体性がなく、リフォーム業を知らない第三者には強みが伝わりにくいです。
結果として、あいまいで印象が薄い文章に感じられます。

こうするともっと良くなります!

良い例
■事業内容:一般住宅向けリフォーム業(主に水周り・外壁塗装)
■強み
(1)営業力・技術力:リフォーム業では営業と工程管理を別の担当で行うことが多いが、
当社では一人の担当が一貫して対応でき、お客様の信頼感を得ることでリピート率を向上させている。また営業担当の知識の向上に努めるため、職人を交えた最新技術の講習会を行っている。
(2)地域密着の商圏(30分以内)で、スピード対応が可能
(3)ショールームでの展示販売
(4)イベントや相談会での新規顧客の獲得(月1回開催、平均30名獲得)

すっきりとして読みやすいですね。
またリフォーム業の仕組みを説明しているので、第三者が見てもどこに強みがあるか分かりやすく、さらに数字で具体的に示すことでぐっとイメージしやすくなります。

③補助金の事業目的に沿ったメリットを具体的に示すこと

補助金にはそれぞれ事業目的があります。
その目的に沿った企業のメリット、できれば社会のメリットについて具体的に提示しましょう。
現状の問題点を簡潔に示しながら、補助金の狙いに沿った効果が得られることをアピールしましょう。

例えば「実現したい効果」を例に見ていきましょう。

イマイチな例
業務システムの導入により、作業効率を上げて社員の残業時間を短縮できる。また営業管理、顧客管理を行い、新規客・リピート客の確保に繋げ、増益に繋げる。

一見すると端的にまとまっていますが、ありきたりな言葉の羅列で、実際に何に取り組みたいのかが見えません。こうするともっと良くなります!

良い例
・作業の効率化により残業時間を短縮でき、社員の定着に繋がる
・業務の透明化で、コストカットや作業の見直しが可能になり、増益に繋がる。
・データベースから顧客の傾向を分析し、効率的な営業手法の検討が可能になる。
・繁忙のため見送っていた新規採用ができ、地域の雇用に貢献できる。

効率化で生産性が上がった結果、取り組みたい目標が明確に示されています。また、自社の利益だけではなく、雇用を増やす、といった地域へのメリットがあることも好印象ですね。

④専門家のバックアップを受けること

補助金によっては、専門家のバックアップを受けると加点されるものがあります。

たとえば経営革新計画の承認申請事業者や中小企業診断士などの「お墨付き」をもらうことで加点されますので、積極的に活用しましょう。

03 まとめ

補助金申請の手続きには面倒な部分も多くありますが、採択されれば最小限の投資で目的を達成することが可能です。

中でも「生産性の向上」はあらゆる業種での喫緊の課題という背景があり、近年政府が力を入れている分野です。予算規模が大きいことからも、それが見て取れますね。

時代が後押しをしているこの機会に、補助金を使って自社の生産性向上に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

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